こいするオルランド【恋するオルランド】
《原題、(イタリア)Orlando innamorato》イタリアの詩人、ボイアルドによる長編の騎士道物語詩。1483年、第1部と第2部を出版。作者は第3部の執筆中に死去。作品は未完に終わり、1...
こうやものぐるい【高野物狂】
謡曲。四番目物。金春(こんぱる)以外の各流。高師四郎が、出奔した主君の遺子春満丸(しゅんみつまる)を尋ね歩いたすえ、狂乱して高野山にたどり着き、春満丸に再会する。
しんぶよう‐げき【新舞踊劇】
新舞踊劇運動に基づく創作舞踊劇。明治末期から昭和初期の劇壇に新風を吹き込んだ。坪内逍遥(つぼうちしょうよう)の「新曲浦島」「お夏狂乱」など。
ストック‐インフレ
《(和)stock+inflationから》株式・土地など資産の高騰を中心にした物価上昇。昭和62〜63年(1987〜1988)初めの高株価・狂乱地価進行で数字上の内需拡大を見せたのが典型的。
せいきょうと【清教徒】
《原題、(イタリア)I Puritani》ベリーニのイタリア語によるオペラ。全3幕。1835年初演。ピューリタン革命時の英国を舞台に、ピューリタンの貴族の娘と王党派の騎士と恋敵の3人をめぐる物語...
そとばこまち【卒都婆小町】
謡曲。四番目物。観阿弥作。卒都婆に腰を掛けて高野山の僧にたしなめられた老女小野小町が、狂乱の体となり、百夜通いのありさまを再現する。そとわこまち。 (卒塔婆小町)三島由紀夫の戯曲。をモチー...
ちん‐せい【鎮静】
[名](スル) 1 騒ぎや高ぶった気分などを、しずめ落ち着かせること。また、しずまり落ち着くこと。「狂乱物価の—をはかる」「暴動を—する」 2 薬物などによって神経の興奮をしずめること。「—薬」
ににんわんきゅう【二人椀久】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「其面影二人椀久」。作詞者未詳、初世錦屋金蔵作曲。安永3年(1774)江戸市村座初演。狂乱した椀久の夢の中に恋しい傾城(けいせい)松山が現れる。
はん【半】
1 半分。半分の数量。2分の1。「一個—」「一メートル—」 2 正時から30分過ぎた時。「六時—」 3 2で割り切れない数。奇数。「丁(ちょう)か—か」⇔丁。 4 田畑の面積の単位。太閤検地以前...
ふじだいこ【富士太鼓】
謡曲。四番目物。宮中の管弦の催しの際に楽人浅間と役を争って殺された楽人富士の妻が、悲嘆に暮れて夫の形見の装束を着け、太鼓にかたきの姿を見て、これを打って狂乱する。