きょう【狂】
1 くるうこと。気がちがうこと。「—と呼び、痴と喚(よ)ぶ。敢て管せず」〈逍遥・当世書生気質〉 2 名詞の下に付いて、その事に熱中する人の意を表す。マニア。「競馬—」
きょう【狂】
[常用漢字] [音]キョウ(キャウ)(漢) [訓]くるう くるおしい 1 気がくるう。「狂気・狂人・狂乱/発狂」 2 行為などが正常の域を外れる。正気とは思えないさまである。「狂喜・狂信・狂騒・...
こうやものぐるい【高野物狂】
謡曲。四番目物。金春(こんぱる)以外の各流。高師四郎が、出奔した主君の遺子春満丸(しゅんみつまる)を尋ね歩いたすえ、狂乱して高野山にたどり着き、春満丸に再会する。
しきじょう‐きょう【色情狂】
1 情欲がはなはだしく、常軌を逸した行動をとること。また、その人。いろきちがい。 2 ⇒色情症
しゅうしゅう‐きょう【収集狂】
むやみにものを集めたがる病的な性質。また、その人。コレクトマニア。
しゅ‐きょう【酒狂】
酒に酔って狂うこと。また、その性癖。酒乱。
すい‐きょう【酔狂/粋狂】
[名・形動] 1 好奇心から人と異なる行動をとること。物好きなこと。また、そのさま。酔興。「真冬に水泳とは—なことだ」「だてや—で言うのではない」 2 (酔狂)酒に酔ってとりみだすこと。「酒に酔...
すっ‐とんきょう【素っ頓狂】
[形動]ひどく調子はずれで、まぬけなさま。「—な声をあげる」
そう‐きょう【躁狂】
[名・形動]浮かれ騒ぐこと。また、そのさま。「—な叫び声」
そ‐きょう【疎狂/疏狂】
そそっかしく、ひどく常識にはずれていること。