はけ【刷毛/刷子】
1 柄の台に獣毛などを束ねそろえて植え込んだ道具。塗料や液体を塗ったり、粉・ほこりなどを払ったりするのに用いる。 2 「刷毛先(はけさき)2」に同じ。「とかくに—が横っちょへ曲がってならぬ」〈滑...
はこ‐おとし【箱落(と)し】
小形の獣類を捕獲するのに用いる猟具。箱の中の餌を引くと、支点がはずれて上のおもしが落下する。
はな‐じろ【鼻白】
[名] 1 魚・鳥・獣などで、鼻の先が白いこと。また、そのもの。 2 ブリの幼魚。
[形動ナリ]鼻白むさま。気後れするさま。「滝口が小股をかいて、—に押しすゑたり」〈曽我・一〉
はや‐ふえ【早笛】
1 能の囃子事(はやしごと)の一。笛を主に大鼓・小鼓および太鼓ではやす急調子のもの。竜神・鬼畜・猛将の亡霊などが走り出るときに用いる。 2 歌舞伎下座音楽の一。太鼓を主に大鼓・小鼓・能管を伴う囃...
はら‐の‐ふえ【大角】
上代、戦場で吹き鳴らした角笛(つのぶえ)。獣の角に似た形のもの。はら。〈名義抄〉
はり‐ゆみ【張り弓】
1 弦を張った弓。また、その形のもの。「天に—と言ひたり」〈枕・一四三〉 2 弓のように竹を張って獣を捕るわな。「鳴子、—とり出だし」〈浮・一代男・四〉
はろう‐じん【波浪神】
航行中の船の守護神。人や鳥獣の形を彫刻して船首に飾るもの。西洋の帆船に多くみられる。
はんきゅう‐すいみん【半球睡眠】
イルカなどの海獣やアホウドリなど鳥類の一部にみられる、特殊な眠り方。大脳の左右半球を交互に休めて眠る。睡眠中でも眼や体は動いている。
ハンター【hunter】
1 猟をする人。狩猟家。鳥・獣・魚などの動物にも用いることがある。「空の—、ハヤブサ」 2 欲しいものをあさり回る人。「ラブ—」「ブック—」
ハード‐とう【ハード島】
《Heard Island》インド洋にあるオーストラリア領の無人島。タスマニア州に属す。オーストラリア大陸南西岸の南西約4100キロメートル、南極大陸の北約1700キロメートルに位置し、西約44...