あお‐げ【青毛】
馬など獣の毛色の名。濃い青みを帯びた黒色。
あく‐じき【悪食】
[名](スル) 1 普通には食べない物を食べること。いかものぐい。あくしょく。 2 粗末な物を食べること。 3 仏教で、禁じられている獣肉を食べること。
あげ‐あし【揚(げ)足/挙(げ)足/上(げ)足】
1 相撲・柔道などで、宙に浮き上がった足。浮き足。 2 鳥獣が地面をかいたり休んだりするために、片足をあげること。また、その足。 3 (上げ足)相場が上昇していくこと。⇔下げ足。 4 一方の足を...
あざぶ‐だいがく【麻布大学】
神奈川県相模原市にある私立大学。明治23年(1890)開設の東京獣医講習所に始まる。昭和25年(1950)麻布獣医科大学として発足。昭和55年(1980)現校名に改称。
あしか【海驢/葦鹿】
1 アシカ科の海獣。オットセイに似るが、やや大形で体長約2メートル、暗褐色。太平洋に分布。近縁のアザラシとは異なり、陸上では四肢で体を支えて歩行する。うみおそ。うみうそ。みち。 2 食肉目アシカ...
脂
1〔動物の脂肪〕fat;〔精製した豚の脂〕lard;〔牛・羊の〕suet;〔ろうそく用の〕tallow;〔獣脂〕grease脂っこい肉fatty meatたいへん脂の多い肉a piece of ...
啀み合い
1〔獣の吠え合い〕snarling at each other2〔不和〕a quarrel, a feudあの兄弟は始終いがみ合いの連続だThe brothers are always quar...
啀み合う
1〔獣が吠え合う〕snarl at each other2〔人がけんかする〕quarrel, squabble ((with a person about a thing));fight lik...
一角獣
a unicorn一角獣座〔星座〕the Unicorn; Monoceros
飢える
I〔食べ物が得られない〕starve; be famished; be hungry(▼starveは食糧不足で衰弱または餓死する,be hungryは腹が減っている,be famishedはb...
きょうぞん【共存】
[共通する意味] ★二つ以上のものが同時に存在すること。[英] coexistence[使い方]〔共存〕スル▽肉食獣と草食獣とが共存する▽自然とうまく共存する▽平和共存〔併存〕スル▽一つの職場に...
けもの【獣】
[共通する意味] ★全身が毛でおおわれ、四つ足で歩行し、山野にすむ哺乳(ほにゅう)動物。[英] a beast[使い方]〔けだもの〕▽人をけだもの呼ばわりしないで欲しい〔獣〕▽熊(くま)の檻(お...
じゅうるい【獣類】
[共通する意味] ★全身が毛でおおわれ、四つ足で歩行し、山野にすむ哺乳(ほにゅう)動物。[英] a beast[使い方]〔けだもの〕▽人をけだもの呼ばわりしないで欲しい〔獣〕▽熊(くま)の檻(お...
けだもの
[共通する意味] ★全身が毛でおおわれ、四つ足で歩行し、山野にすむ哺乳(ほにゅう)動物。[英] a beast[使い方]〔けだもの〕▽人をけだもの呼ばわりしないで欲しい〔獣〕▽熊(くま)の檻(お...
へいぞん【併存】
[共通する意味] ★二つ以上のものが同時に存在すること。[英] coexistence[使い方]〔共存〕スル▽肉食獣と草食獣とが共存する▽自然とうまく共存する▽平和共存〔併存〕スル▽一つの職場に...
いちもうだじん【一網打尽】
ひと網であたりのすべての魚や鳥獣などを捕らえること。転じて、犯人などをひとまとめに捕らえること。▽『呂氏春秋りょししゅんじゅう』異用いようにある、四面に網を張り、四方からの獲物をすべて捕らえようと祈っている呪師じゅしの故事を踏まえたものか。「打尽」はここでは捕り尽くす意。「打」は動詞の上につけて動作を表す助字。「…する」の意。
いっしどうじん【一視同仁】
すべてを平等に慈しみ差別しないこと。えこひいきがなく、だれかれの区別なく同じように人を遇すること。また、身分・出身・敵味方などにかかわらず、どんな人でも平等に慈しみ、禽獣きんじゅうにも区別なく接すること。▽「一視」は同じように見ること。「仁」は思いやり・愛情の意。「同仁一視どうじんいっし」ともいう。
かいぶつせいむ【開物成務】
万物を開発してあらゆる事業を完成させること。また、人々の知識を開いて世の中の事業を成就させること。人間や禽獣きんじゅうに至るまで、閉じふさがり通じないものを開き、それぞれの事物の当然の職務や事業を成就し完遂させる意から。もと易えきの目的を述べた語。▽「開」は閉じふさがり通じないものを開き発展させる意。「物」は万物。「成」は成就の意。「務」は職務・事業の意。略して「開成」ともいう。「物ものを開ひらき務つとめを成なす」と訓読する。
きんじゅういてき【禽獣夷狄】
中国周辺にいる異民族を卑しんでいう語。▽「禽獣」は鳥やけだもの。「夷狄」は異民族・未開人の意。
しゅうしょうろうばい【周章狼狽】
大いにあわてること。非常にあわてうろたえること。▽「周章」「狼狽」はともにあわてる意。「狼」「狽」はともに伝説上の獣で、狼は前足が長くて後足が極端に短く、狽は前足が極端に短くて後足が長い。狽が狼の後ろに乗るようにして二頭は常に一緒に行動するとされ、離れると動けず倒れてしまうことから、うまくいかない意、あわてふためく意に用いる。「周章」に「狼狽」を添えて意味を強調する。
いわの‐ほうめい【岩野泡鳴】
[1873〜1920]小説家・評論家・詩人。兵庫の生まれ。本名、美衛(よしえ)。自然主義作家の一人。一元描写を唱えた。小説「耽溺」「放浪」「断橋」、評論「神秘的半獣主義」、詩集「悲恋悲歌」「闇の...
かわしま‐ゆうぞう【川島雄三】
[1918〜1963]映画監督。青森の生まれ。「還って来た男」で監督デビュー。スラップスティック喜劇や風俗喜劇で知られる。水上勉原作「雁(がん)の寺」など、文芸作品でも評価された。他に「幕末太陽...
コクトー【Jean Cocteau】
[1889〜1963]フランスの作家。詩・小説・演劇・映画・絵画など、多様な分野で活躍。前衛的作風により、独自の美を追求した。詩「ポエジー」、小説「恐るべき子供たち」、映画「美女と野獣」「オルフ...
たちばな‐そとお【橘外男】
[1894〜1959]小説家。石川の生まれ。中学退学、服役など波瀾万丈(はらんばんじょう)の若年期を経た後に作家となる。エキゾチックな題材を扱った、猟奇的な幻想小説を多く発表。「ナリン殿下への回...
ひぐち‐たかやす【樋口隆康】
[1919〜2015]考古学者。福岡の生まれ。京大教授。シルクロードの学術調査や青銅器の研究で知られる。昭和32年(1957)、日本人として戦後初めて敦煌石窟に入った。また、三角縁神獣鏡が大量出...