ねん‐じゅ【念珠】
《珠(たま)を一つ繰るごとに念仏を唱えるところから》数珠(じゅず)。ねんず。
ねん‐ず【念珠】
⇒ねんじゅ(念珠)
はい‐しゅ【胚珠】
種子植物の、発達して種子になる部分。被子植物では子房内にあり、裸子植物では心皮についたまま裸出する。内外2枚の珠皮に包まれ、中に胚嚢(はいのう)があり、卵細胞を含む。
はんしょうぞく‐の‐じゅず【半装束の数珠】
水晶の珠(たま)に琥珀(こはく)の珠を少しまぜて作った数珠。「素絹の衣を着たりける老僧の、—持ちて立ちしが」〈義経記・五〉
バロック‐しんじゅ【バロック真珠】
《バロックは、(フランス)baroque》ゆがんだ真珠。ふつう、真珠は正円を最良のものとするが、ゆがんだ真珠も玄人むきの雅趣のあるものとして好まれている。
ひゃくはち‐の‐じゅず【百八の数珠】
百八煩悩になぞらえて、108個のモクゲンジの種子を貫き通して作った数珠。ひゃくはちのずず。
豚(ぶた)に真珠(しんじゅ)
《新約聖書「マタイ伝」第7章から》貴重なものも、価値のわからない者には無意味であることのたとえ。猫に小判。
ベイリー‐の‐じゅず【ベイリーの数珠】
⇒ベイリービーズ
ほう‐じゅ【宝珠】
《「ほうしゅ」とも》 1 宝玉。 2 「宝珠の玉」に同じ。 3 「如意宝珠」に同じ。 4 塔の相輪の一部で、水煙の上にのせる飾り。
まに‐しゅ【摩尼珠】
「摩尼1」に同じ。