うじ【氏】
[名] 1 その家に代々引き継がれる、家の名。家系の名称。姓。 2 家柄。家系。 3 古代社会における同族集団。氏の上(かみ)と氏人を主な構成要員とし、部民(べみん)や奴婢(ぬひ)を隷属させる...
うじばしだんぴ【宇治橋断碑】
大化2年(646)僧道登(どうとう)が宇治川に宇治橋を架けた由来を刻した碑。日本現存最古の碑。寛政3年(1791)ごろに上部3分の1が発見されたものを復元し、現在は宇治橋畔の橋寺(放生院)境内にある。
ウスペンスキー‐だいせいどう【ウスペンスキー大聖堂】
《Uspenskiy sobor/Успенский собор》 ロシア連邦の首都モスクワの中心部、クレムリンにあるロシア正教会の大聖堂。14世紀にイワン1世が建造。15世紀後半の地震で倒壊...
うずまさ【太秦】
《古くは「うつまさ」とも。雄略天皇のとき、秦酒公(はたのさけのきみ)が賜った禹豆麻佐(うつまさ)に由来する》京都市右京区の地名。朝鮮から渡来した秦(はた)氏の居住した地で、氏寺として建立された広...
うぜん【羽前】
旧国名の一。明治元年(1868)出羽(でわ)を羽前・羽後と南北に二分した南の部分。東山道13か国の一。現在の山形県の大部分にあたる。
ウタトラン【Utalán】
グアテマラ中南部の都市サンタクルス‐デル‐キチェの西郊にある遺跡。キチェ語名クマルカフ。マヤ文明後古典期に隆盛したキチェ王国の都があった場所。1524年にスペイン人のペドロ=デ=アルバラードによ...
うた‐ひこう【歌披講】
一定の作法・形式に従って、和歌を節づけして披露すること。平安中期から行われ、現在も新年の歌会始めに勅題の選歌を披露する行事として残っている。
うた‐ぶえ【歌笛】
指穴六つの横笛。古く東遊(あずまあそ)びの伴奏に用いられたが、現在は高麗笛(こまぶえ)で代用している。中管(ちゅうかん)。東遊びの笛。
うち‐がま【内釜】
1 炊飯器で、といだ米を入れる内側の容器。 2 釜が風呂桶(ふろおけ)の内部に取り付けられていること。現在では、釜の部分が浴室内にある構造をいう。⇔外釜。
うちだ‐ざりがに【内田蝲蛄】
ザリガニ科のエビ。大形のザリガニで体長約15センチ。はさみに白斑がある。北米原産で、水産資源として北海道に導入されたが、繁殖能力が強く、現在は特定外来生物。