か【瑕】
[音]カ(漢) [訓]きず 玉のきず。欠点。「瑕瑾(かきん)・瑕疵(かし)/微瑕」
きず【傷/疵/瑕】
1 切る、打つ、突くなどして、皮膚や筋肉が裂けたり破れたりした部分。「深い—を負う」 2 物の表面の裂け目や、欠けたりした部分。「レンズに—がつく」 3 人の行為・性質・容貌(ようぼう)などや物...
さい‐か【細瑕】
わずかな欠点。こまかいきず。細疵(さいし)。
し‐か【疵瑕】
《「しが」とも。「疵」は身のきず、「瑕」は玉のきず》欠点。また、あやまち。瑕疵。
しょう‐か【小瑕】
小さなきず。また、少しのあやまちや欠点。「他人の—をとがめる」
玉(たま)に瑕(きず)
それさえなければ完全であるのに、ほんの少しの欠点があること。「体が弱いのが—だ」
白璧(はくへき)の微瑕(びか)
《昭明太子「陶淵明集序」から》白色の宝玉にわずかなきずがあること。ほとんど完全な物事に、少し欠点があることのたとえ。玉にきず。
び‐か【微瑕】
少しのきず。わずかの欠点。「儀礼を正しうして—だに犯さぬ」〈菊池寛・忠直卿行状記〉
む‐か【無瑕】
きずのないこと。むきず。