ねつでん‐はつでん【熱電発電】
2種の異なる金属または半導体の両端を接合し、2つの接合部に異なる温度を与えると起電力が生じるゼーベック効果を利用した発電。駆動部がないため騒音や振動がなく、長寿命、小型軽量などの利点がある。
ねつ‐らい【熱雷】
夏の強い日射を受けて局地的に激しい上昇気流が起こり、積乱雲が発達して生じる雷。山岳地帯でよく発生し、強い雷雨となる。気団雷。
ねつレンズ‐こうか【熱レンズ効果】
媒質の温度変化に応じて屈折率が変化すること。高出力のレーザー光を用いる光学系などで生じる。
ね‐ていとう【根抵当】
継続的な取引関係から生じる債権を担保するため、あらかじめ一定の限度額を定めておき、将来確定する債権をその範囲内で担保する抵当権。当座貸越契約の際などに設定。
ねんしゅう‐の‐かべ【年収の壁】
年収がその金額を超えると、税や社会保険料の負担額が増える境目のこと。 [補説]主な「年収の壁」年収の壁超えると……93万円の壁住民税の均等割額の負担が生じる。100万円の壁住民税の所得割額の負担...
ねんりょう‐でんち【燃料電池】
燃料(水素など)と酸化剤(酸素など)の化学反応によって電気エネルギーを取り出す装置。家庭用燃料電池の場合、ガスなどから水素を取り出し、空気中の酸素と反応させる。この化学反応で生じるのは水だけで、...
ネール‐おんど【ネール温度】
反磁性体で反磁性から常磁性への移行を生じる温度。フランスの物理学者L=ネールが理論的に解明。1970年、ネールは同業績を含む磁性の研究でノーベル物理学賞を受賞。ネール点。
ノイズ【noise】
1 耳障りな音。騒音。雑音。特に、電話・ステレオ・テレビ・ラジオなどの電気的雑音。 2 コンピューターで、電気信号の乱れ。また、それによるデータの混乱など。 3 デジタルカメラやビデオカメラなど...
ノイマン‐こうか【ノイマン効果】
モンロー効果が生じるように火薬の内側に成形した漏斗状のくぼみに、金属の内張りを付けることで得られる効果。起爆すると衝撃波で金属が流動性を持ち、超高速で噴出し、高い穿孔(せんこう)力を発揮する。1...
のうぎょう‐ほけん【農業保険】
農業生産に関して生じる災害による損害を塡補(てんぽ)する保険。農業災害補償法に基づく。