こじま‐こお【小島功】
[1928〜2015]漫画家。東京の生まれ。本名、功(いさお)。川端画学校などで日本画を学んだのち、独特なタッチのなまめかしい女性を描いて人気を集める。代表作「ヒゲとボイン」「仙人部落」「日本の...
こじんてきなたいけん【個人的な体験】
大江健三郎の長編小説。昭和39年(1964)刊。長男が脳ヘルニアのある障害児として生まれた実体験をもとに書かれた作品。第11回新潮社文学賞受賞。
こす
[助動][こせ|○|こす|○|○|こせ(こそ)]《上代語》動詞の連用形に付く。他に対してあつらえ望む意を表す。…てほしい。「我(あれ)ゆ後生まれむ人は我(あ)がごとく恋する道に会ひこすなゆめ」〈...
こ‐そで【小袖】
1 現在の和服のもととなった、袖口の小さく縫いつまっている衣服。平安末期ごろは貴族が装束の下に着る白絹の下着であったが、鎌倉時代になると一般に袖に丸みをつけて数枚を重ね着しはじめ、しだいに上着の...
こたんのくちぶえ【コタンの口笛】
石森延男の長編小説。アイヌの父親と和人(日本人)の母親との間に生まれた主人公の成長を描く。昭和32年(1957)刊行。昭和34年(1959)、成瀬巳喜男監督により映画化。
こちゃ
[連語]《代名詞「こち」に係助詞「は」のついた「こちは」の音変化》わたしは。自分は。こちらは。「とても女子(おなご)に生まれるなら、—日本の女子になりたい」〈浄・国性爺〉
こっか‐りせい【国家理性】
国家の存在を至上のものとし、すべてのものが国家の維持・強化を図ることに従属するとした国家行動の基本法則・基準。ルネサンス期のイタリアの都市国家に生まれ、近代ヨーロッパに広まった。レーゾン‐デタ。国是。
こづる‐まこと【小鶴誠】
[1922〜2003]プロ野球選手。福岡の生まれ。八幡(やはた)製鉄から、昭和17年(1942)名古屋軍(中日の前身)に入団。同24年大映スターズで首位打者を獲得、翌年には松竹ロビンスで51本塁...
こと【異】
[名] 1 別のもの。他のもの。「下の十巻を、明日にならば、—をぞ見給ひ合はするとて」〈枕・二三〉 2 名詞の上に付いて複合語を作り、別の、他の、などの意を表す。「—どころ(異所)」「—ひと(...
言葉(ことば)は国(くに)の手形(てがた)
言葉のなまりは通行手形のように、その人の生まれ育った国を表す。