ザルツマン‐ほう【ザルツマン法】
大気中の二酸化窒素の測定法の一。二酸化窒素を酢酸などからなる試薬の水溶液に吸収させ、ジアゾ反応によって生成する橙色のアゾ染料の発色から、大気中の濃度を測定する。世界保健機関(WHO)の環境基準測...
ざんりゅう‐ほうしゃせいぶっしつ【残留放射性物質】
核爆発や原発事故によって環境中に放出され、土壌や食品などに残留し続ける放射性物質。爆発や事故で直接生じた核分裂生成物のほか、中性子線を浴びて放射化された元素などがある。
しがいせん‐りょうほう【紫外線療法】
紫外線を照射して病気を治療する方法。紫外線による殺菌作用、ビタミンDの生成作用などを利用する。くる病・骨関節結核などに用いられる。
し‐こう【視紅】
脊椎動物の目の網膜にある紫紅色の感光物質。光が当たると化学変化を起こして色が薄くなり、暗くなるともとに戻る。ビタミンAが欠乏するとこの物質が生成されず、夜盲症になる。ロドプシン。視紅素。視紫紅。
し‐ぜん【自然】
[名] 1 山や川、草、木など、人間と人間の手の加わったものを除いた、この世のあらゆるもの。「—に親しむ」「郊外には—がまだ残っている」 2 人間を含めての天地間の万物。宇宙。「—の営み」 3...
しつりょう‐いん【質料因】
アリストテレスの説いた四原因の一。事物が生成するための素材となるもの。 →形相因 →動力因 →目的因
しつりょうさよう‐の‐ほうそく【質量作用の法則】
化学反応における重要な法則の一。化学平衡が成立しているとき、反応物質の各濃度の積と生成物質の各濃度の積との比は、一定温度のもとにおいては一定であるという法則。
しぼうさん‐メチルエステル【脂肪酸メチルエステル】
脂肪または脂肪酸とメチルアルコールから生成されたエステル。ふつう植物油脂をアルカリ触媒などでエステル交換することで得られる。軽油とよく似た性質をもち、生物由来のバイオディーゼル燃料として利用され...
しまじょう‐てっこうそう【縞状鉄鉱層】
酸化鉄とケイ酸塩鉱物が縞状に堆積した地層。先カンブリア時代の藍藻による光合成が始まり、それまで無酸素状態だった海水に酸素が溶け込み、大量の鉄イオンが酸化されて海底に沈殿したものと考えられている。...
シャドー‐エーアイ【シャドーAI】
《shadow artificial intelligence》企業のシステム管理部門が管理・関知していない状況で、従業員が許可なく業務に生成AIを利用すること。シャドーITと同様、情報漏洩(ろ...