かいよう‐ちかく【海洋地殻】
海洋底を構成する地殻。主に玄武岩からなる。厚さ約6キロメートル。海嶺で生成。大陸地殻に比べて密度が高い。
かいり‐ていすう【解離定数】
解離反応において、温度が一定のときの反応物質の濃度と生成物質の濃度との一定の比。それが電離反応の場合は電離定数という。
かがく‐しんか【化学進化】
地球上で生命が出現するまでの物質の進化。原始大気中のメタン・アンモニア・水素などから、放電などによってアミノ酸・糖などの有機化合物が生成され、それらが結合してたんぱく質・核酸などになり、原始細胞...
かがくはんのう‐しき【化学反応式】
化学反応の質的・量的関係を、化学式を用いて表した式。左辺に反応物質を、右辺に生成物質を示す。両辺を=で結んで化学方程式ともいい、不可逆反応は→で、可逆反応は⇄で示す。
かぎゃく‐はんのう【可逆反応】
化学反応で、もとの物質から生成物ができる正反応と、生成物からもとの物質を生じる逆反応とが、同時に起こる反応。
かくさん‐モデル【拡散モデル】
AIによる生成モデルの一。画像や音声などのデータに少しずつノイズを加えて、ノイズだけの状態になるまでの過程を逆にたどり、元のデータを再構築する過程をAIに学習させるもの。これを用いて、完全なノイ...
かくねんりょう‐さいしょり【核燃料再処理】
使用済み核燃料から燃え残りのウランや新たに生成したプルトニウムを回収し、放射性廃棄物を貯蔵・処分できるように化学的処理をすること。単に再処理ともいう。
かくぶんれつ‐せいせいぶつ【核分裂生成物】
核分裂の過程で生成される核種の総称。最初の分裂で生じる核種を核分裂片という。放射能をもつ放射性核種が多く、β崩壊をはじめとする放射性崩壊を繰り返し、やがて安定した核種になる。
かくぶんれつ‐へん【核分裂片】
核分裂の過程で最初に生成される核種。一般的に原子核が分裂しても質量数が同程度の核種にはならず、質量数にして3:2の割合に分裂することが多い。ウラン235の場合、一方が質量数140程度、もう一方が...
か‐ざん【火山】
地下のマグマやその生成物が地表に噴出して生じた地形。マグマの性質により噴火の形式が異なり、形態もそれによって山状をなすなど多様。→活火山 →常時観測火山