せ‐こ【背子/兄子/夫子】
1 女性が男性を親しんでいう語。 ㋐夫や恋人をさす語。「我が—にまたは逢はじかと思へばか今朝の別れのすべなかりつる」〈万・五四〇〉 ㋑兄弟姉妹の間で兄または弟をさす語。「我が—を大和へ遣るとさ夜...
セックス‐チェック【sex check】
女子スポーツの選手が、女性であることを確かめる検査。男性のなりすまし参加を防止するために行われた。フェミニティーテスト。フェミニティーコントロール。ジェンダーベリフィケーション。 [補説]国際オ...
せっ‐けっきゅう【赤血球】
血液の主成分をなす単細胞。脊椎動物ではヘモグロビンを含むために赤く、哺乳類では中央部のくぼんだ円盤形で無核。ヒトでは1立方ミリメートルの血液中に男性で約500万個、女性で約450万個あるとされる...
せっけっきゅう‐ちんこうそくど【赤血球沈降速度】
血液に凝固防止剤を加えて試験管に入れ、垂直に立て、時間がたつにつれて血球が沈降するためにできる上澄み(血漿(けっしょう))の高さを測る検査法。平常値は1時間に男性10ミリ以下、女性15ミリ以下。...
せつ【拙】
[名・形動]じょうずでないこと。つたないこと。また、そのさま。⇔巧。「主人は寧ろ—な部類に属すると云ってよろしい」〈漱石・吾輩は猫である〉
[代]一人称の人代名詞。男性が自分自身をへりくだっ...
せ‐な【夫な/兄な】
《「な」は接尾語》女性が、夫・恋人または兄弟など親しい男性をいう語。「ま遠くの野にも逢はなむ心なく里のみ中に逢へる—かも」〈万・三四六三〉
せ‐なあ【兄なあ】
《「せ(兄)な」の音変化》 1 田舎の若い男性。「女(あま)っ子—が屈竟の出合場処として」〈魯庵・社会百面相〉 2 兄。また、長兄。「小梅の—が柴の戸をたづねて」〈人・梅児誉美・三〉
セニョール【(スペイン)señor】
男性に対する敬称。旦那。殿方。姓または姓名の前に付けても用いる。
せびろ【背広】
折り襟になっている、男性の平常着。本来は、上着・チョッキ・ズボンの三つぞろいからなる。シングルとダブルとがある。サックコート。スーツ。 [補説]語源未詳で、「背広」は当て字。フロックコートなどと...
せ‐やま【背山/兄山】
一対の山を男女・夫婦に見立てた場合、男性・夫にあたる山。→妹背山(いもせやま)