お‐はこ【御箱/十八番】
《箱に入れて大切に保管する意》 1 得意の芸。得意とする物事。じゅうはちばん。「—を出す」 2 その人の、よくやる動作や口癖。「また—の小言が始まった」 [補説]市川家が得意の歌舞伎十八番の台本...
かいこう‐いちばん【開口一番】
1 話し始めるいちばん初め。副詞的にも用いる。口を開くやいなや。「—相手を批判した」 2 寄席や落語会などで、いちばん初めに演じる前座3のこと。
かいと‐ばん【垣外番】
江戸時代、大坂で、町の夜番や木戸番をした者。町内の冠婚葬祭の際には雑役に従事した。
かぎ‐ばん【鍵番】
江戸幕府の職名。下勘定所戸口の鍵を管理した。その日の出勤の者の姓名・印形を点検し、また、外来者の監視、火の番などもした。→勘定所
かく‐ばん【隔番】
交代で見張りをつとめること。また、交代で勤務すること。かわりばん。
かた‐ばん【型番】
製品の型式(かたしき)ごとにつけられる番号。型式番号。
かど‐ばん【角番】
1 囲碁・将棋で、五番・七番など続けて対局した結果で勝敗を決める場合、この勝負で勝敗が決まるという一番。「—に立つ」 2 相撲で、勝ち越さなければ番付が下がるという局面。「—大関」
か‐ばん【下番】
[名](スル)軍隊などで、当番勤務を終了すること。「衛兵を—する」⇔上番(じょうばん)。
か‐ばん【加番】
江戸幕府の職名。城番を加勢して城の警備に任じたもの。大坂加番と駿府(すんぷ)加番があり、ともに老中の支配に属した。
かぶき‐じゅうはちばん【歌舞伎十八番】
歌舞伎18種のこと。普通は江戸歌舞伎の市川家の当たり狂言をさす。7世市川団十郎が天保初年ごろ選定。荒事(あらごと)芸に特色をもつ。不破(ふわ)・鳴神(なるかみ)・暫(しばらく)・不動・嫐(うわな...