かぶばん【株番】
江戸後期の俳諧書。1冊。小林一茶著。文化9年(1812)から翌年にかけて下総(しもうさ)・江戸・信濃と旅行したときの、発句・連句・随筆を収録。
かわり‐ばん【代(わ)り番】
1 代わり合ってすること。かわりばんこ。「祖母の顔と人形とを暫く—に眺めていてから」〈横光・御身〉 2 交代する順番。「—に当たる」
かん‐ばん【燗番】
酒の燗の世話をする人。
がくもんじょ‐きんばん【学問所勤番】
江戸幕府の職名。昌平坂学問所の事務をつかさどった。林大学頭(だいがくのかみ)の支配。寛政10年(1798)創設。
がくや‐ばん【楽屋番】
劇場などの楽屋にいて、役者の世話や諸道具の番をする人。
きき‐ばん【聞番】
江戸時代、諸大名が江戸の藩邸に置いた職名。幕府との公務上の連絡や、他大名との交際を役目とした。留守居。聞役(ききやく)。
きど‐ばん【木戸番】
1 江戸時代、市中の木戸ごとに設けられた小屋。また、その番人。 2 興行場の木戸口を守り、客を引く番人。 3 一般に人の出入りする場所や店先などで番をすること。
きょく‐ばん【局番】
電話で、地域指定の呼び出し番号。「市外—」
きり‐ばん【切(り)番】
順番・順位などの数が区切りのいい値であること。 [補説]10000番や10万番など、多くは末尾の数桁が0である数を指すが、1234や7777といった、数字が連続する番号やぞろ目になっている番号を...
きんこ‐ばん【金庫番】
1 金庫の番人。 2 組織の会計責任者。入出金の管理を任されている人や部門。「党の—」「会社の—」