ばん‐そつ【番卒】
見張りの番をする兵卒。番兵。
ばん‐た【番太】
1 江戸時代、町や村に雇われ、夜警や火事・水門などの番に当たった者。非人身分の者が多かった。 2 江戸で、自身番の番人。任につきながら駄菓子・玩具・雑貨なども売った。番太郎。
ばん‐たろう【番太郎】
⇒番太
ばん‐だち【番立】
江戸時代の歌舞伎劇場で、毎朝、序幕の開く前に、下級の俳優が三番叟(さんばそう)を舞って舞台を清め、大入りを祈った儀式。また、その囃子(はやし)。
ばん‐ち【番地】
1 居住地を明示するために、町村などの区域内を細分してつけた番号。「所—を記す」「四丁目一三—」 2 「アドレス3」に同じ。
番茶(ばんちゃ)も出花(でばな)
番茶でも入れたては香りが高くておいしい。どんな女性でも娘盛りは美しいものであるというたとえ。「鬼も十八、—」
ばん‐ちょう【番帳】
中世、番衆の構成や出仕・宿直の期日などを記した帳簿。番文(ばんぶみ)。
ばん‐ちょう【番町】
東京都千代田区一番町から六番町までの総称、または通称。江戸時代は大番組が住んだ。
ばんちょう‐せいさくけんきゅうじょ【番町政策研究所】
自由民主党にあった派閥の一。昭和55年(1980)に政策研究会(三木派)を継承し新政策研究会へと改称した河本(こうもと)敏夫が、平成7年(1995)に再び改称。小派閥ながら結束力を誇り、ときに大...
ばん‐て【番手】
[名] 1 紡績糸の太さを表す単位。重さ1ポンド(約454グラム)で長さ840ヤード(約768メートル)のものを一番手とする。長さが2倍、3倍のものを二番手、三番手とし、数が大きくなるほど糸は...