い‐じょう【異常】
[名・形動]普通と違っていること。正常でないこと。また、そのさま。「この夏は—に暑かった」「—な執着心」「害虫の—発生」⇔正常。 [派生]いじょうさ[名]
かんきのう‐いじょう【肝機能異常】
肝臓が、何らかの原因で障害を受け、正常な機能を維持できなくなった状態。AST・ALT・γ-GTPなど、肝臓で働く酵素の血中濃度の上昇によって診断される。→肝機能障害
こうてん‐しきかくいじょう【後天色覚異常】
加齢や病気、薬物による影響などに伴って起こる色覚の変化をいう。→先天色覚異常 [補説]先天色覚異常を除く色覚異常の総称で、遺伝性視神経萎縮など先天性疾患によるものも含まれる。
しきかく‐いじょう【色覚異常】
色の見え方や感じ方が多くの人とは異なる状態。網膜にある錐体細胞の遺伝的な欠損や変異によって起こる先天色覚異常と、加齢や病気によって色覚が変化する後天色覚異常に大別される。→赤緑色覚異常 [補説]...
しきしん‐いじょう【色神異常】
⇒色覚異常
しきゅうけいたい‐いじょう【子宮形態異常】
子宮の形が通常とは異なること。胎児期に起こるミュラー管の癒合不全や発育不全などによる先天的なもので、重複子宮・双角子宮・弓状子宮・中隔子宮・単角子宮などがある。子宮奇形。
しょくよく‐いじょう【食欲異常】
食欲に、無食欲・偏食・拒食・過食・多食などの量的異常や、異味症などの質的異常を示すこと。
じこめんえき‐いじょう【自己免疫異常】
免疫システムが自身の正常な組織に対して反応し、さまざまな障害をもたらすこと。→自己免疫疾患
じゅうりょく‐いじょう【重力異常】
地球物理学、測地学において、地球を楕円体とみなした場合に緯度から理論的に求められる標準重力と、実際の重力の実測値の間に見られるずれ。
せいおう‐しきかくいじょう【青黄色覚異常】
赤と緑は感じるが、青と黄を識別しにくい色覚異常。網膜や脈絡膜などの疾患に伴う後天的なものが多い。先天的なものは非常にまれで、1ないし5万人に1人の頻度で出現するといわれる。 [補説]先天青黄色覚...