しっ‐ぷう【疾風】
1 速く激しく吹く風。はやて。 2 風速毎秒8.0〜10.7メートルで、風力階級5の風。
しっぷう‐じんらい【疾風迅雷】
激しく吹く風と激しい雷。事態の変化が急なこと、行動が迅速なことなどにたとえる。「—の進撃」
しっぷう‐どとう【疾風怒濤】
1 激しく吹く風と、激しく打ち寄せる大波。 2 ⇒シュトゥルム‐ウント‐ドラング
疾風(しっぷう)に勁草(けいそう)を知(し)る
《「後漢書」王覇伝から》激しい風が吹いてはじめて丈夫な草が見分けられる。苦難にあってはじめて、その人の節操の堅さや意志の強さがわかるということ。
はや‐ち【疾風】
《「ち」は風の意》「はやて1」に同じ。「名恐ろしきもの、…—、ふさう雲、鉾星(ほこぼし)」〈枕・一五三〉
はやち‐かぜ【疾風】
「はやて1」に同じ。「花を吹きまく—」〈浄・井筒業平〉
はやて
東北新幹線・北海道新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成14年(2002)盛岡・八戸間延伸に合わせて運行開始、平成22年(2010)新青森まで延伸。平成28年(2016)より北海道新幹線...
はや‐て【疾風/早手】
《「て」は風の意》 1 急に激しく吹く風。寒冷前線に伴うことが多い。陣風。しっぷう。「—のごとく通り過ぎる」 2 《かかるとすぐ死ぬところから》疫痢(えきり)。 3 (疾風)旧日本陸軍の単座戦闘...