ブリーブ【BLEVE】
《boiling liquid expanding vapor explosion「ブレビー」とも》液体の急激な気化に伴う爆発。高圧ガスタンクの火災事故などでこの現象がおきる。巨大な火の玉が発生...
ブルー‐ジェット【blue jet】
雷雲上空で発生する放電・発光現象。成層圏の高度約30キロメートルから70キロメートル付近で見られ、上に向かって伸びる細長い形で、青く輝く。雷放電と必ずしも同期せず、単体で発生する。スプライトやエ...
ブロッキング‐こうきあつ【ブロッキング高気圧】
中高緯度の対流圏上層でブロッキング現象が発生したときに形成される、停滞性の背の高い高気圧。温帯低気圧や移動性高気圧の動きが妨げられ、異常気象をもたらすことがある。日本では梅雨時にオホーツク海で形...
ぶんかい‐ねつ【分解熱】
化合物がその成分元素の単体に分解することによって発生する反応熱。通常、1モルの化合物の分解反応によって生じる熱量の値で表す。
ぶんき‐だんそう【分岐断層】
断層から枝分かれした断層。紀伊半島潮岬沖で発見されたプレート境界断層の巨大な分岐断層は、南海トラフ沿いで発生した東南海地震・南海道地震と連動して大津波を発生させた可能性が高いと考えられている。
ぶん‐きょく【分極】
1 電界や磁界内に置かれた物質に、正・負の電荷が現れたり、磁極を生じたりする現象。電気の場合は電気分極、磁気の場合は磁化という。 2 電池内で発生した水素ガスが電極に付着するなどして反対方向の起...
ぶん‐けつ【分蘖】
[名](スル)《「ぶんげつ」とも》稲・麦・トウモロコシなどで、茎の根に近い節から新しく茎が発生すること。また、その茎。株張り。
ぶんせきてき‐ていぎ【分析的定義】
定義の方法の一。定義されるものを分析し、その本質的な属性を明示して定義するもの。例えば、「酸とは水素イオンを放出する物質である」と定義する類。→発生的定義
プラネタリー‐は【プラネタリー波】
大気中に生じる地球規模の波。東西方向に大きな波長をもち、中緯度では2〜3波長程度で地球を一周する。ヒマラヤ山脈などの大規模な山脈や、海洋と大陸の温度差によって発生し、偏西風蛇行の要因となる。理論...
プラム‐ポックス‐ウイルス【plum pox virus】
サクラ属の植物に広く感染する植物ウイルス。1915年にブルガリアで発見され、ヨーロッパ・北米・南米およびアフリカ・アジアの一部で発生が確認されている。アブラムシの媒介や接ぎ木・苗によって感染する...