よる‐の‐つる【夜の鶴】
1 夜鳴くツル。 2 《白居易「五弦弾」から》子を思う親の愛情の深さにたとえていう語。焼け野の雉子(きぎす)。夜鶴(やかく)子を思う。→夜鶴(やかく)「—の子を思って籠(こ)の中に鳴く」〈謡・経政〉
よるのみだらなとり【夜のみだらな鳥】
《原題、(スペイン)El obsceno pájaro de la noche》ドノソの長編小説。1970年刊。聾唖(ろうあ)の老人による独白の形式で、ブルジョア階級の無惨な崩壊ぶりを描いた。現...
よろい‐ぐさ【鎧草】
セリ科の多年草。高さ1〜2メートル。茎は太く中空で、上部で枝分かれする。葉は羽状複葉。夏、白色の小花を散形につけ、外見はシシウドに似る。根は漢方で白芷(びゃくし)といい薬用。
世(よ)を尽(つ)く・す
一生を終える。「白波のよするなぎさに—・すあまのこなれば宿も定めず」〈新古今・雑下〉
ヨークシャー【Yorkshire】
英国イングランド北東部の地方。中心都市ヨーク・リーズなど。ヨークシャー炭田があり、毛織物・機械工業が盛ん。 豚の一品種。ヨークシャー地方の原産。白色で丸い体形をし、肉質がよい。
ライ【Rye】
英国イングランド南東部、イーストサセックス州の町。漆喰(しっくい)の白壁の木造家屋や煉瓦(れんが)造りの建物など、中世の面影を色濃く残すほか、風景画家ターナーが数多くの作品を描いた町として知られ...
らい‐こう【雷汞】
水銀を濃硝酸に溶かし、アルコールで処理して得られる白色の針状結晶。加熱・衝撃・摩擦などで爆発しやすく、起爆薬として雷管に用いる。化学式Hg(ONC)2 雷酸水銀。
らい‐し【礼紙/畾紙】
1 書状の文言を書いた紙に重ねて添える白紙。また、書状や目録などを巻いた包み紙。「俊寛といふ文字はなし。—にぞあらむとて」〈平家・三〉 2 書状などの端の余白。「すこしも—をおかず」〈浮・新可笑記〉
ライス‐ミルク【rice milk】
白米や玄米を粉砕し、水を加えた乳状の飲み物。
らい‐ちょう【雷鳥】
キジ目キジ科ライチョウ属の鳥。全長37センチくらい。尾は長くなく、丸い体つきで、あまり飛ばない。羽色は夏は褐色、冬は白色になり、雄では目の上に赤い裸出部がある。ユーラシア・アメリカの北部に分布。...