わらい‐たけ【笑茸】
ハラタケ目のキノコ。有毒で、食べると興奮状態になり、笑い踊るという。馬糞(ばふん)や堆肥(たいひ)などに生え、高さ約10センチ。傘は灰色か灰褐色の平たい釣鐘状で、柄は白い。《季 秋》「ここ越えし...
わり‐ご【破り子/破り籠/樏】
1 ヒノキの白木の薄板で折り箱のように作り、中に仕切りを設け、かぶせ蓋(ぶた)にした容器。弁当箱として用いた。 2 1に入れた携帯用の食物。弁当。「奈島の丈六堂のへんにて、ひる—食ふに」〈宇治拾...
わり‐ぜりふ【割台詞】
歌舞伎で、二人の人物が、関連のある長い文句をおのおの別の思いの独白として交互に述べ、最後の一句を唱和する演出。
わ‐りんご【和林檎】
バラ科の落葉高木。高さ約3メートル。春に白色の5弁花が咲き、秋に小形の実を結ぶ。中国の原産で、果樹としても栽培された。
わる‐なすび【悪茄子】
ナス科の多年草。高さ30〜50センチ。根茎は地中を横に伸びて増え、茎や葉の両面にとげと星状の毛がある。葉は卵形でやや切れ込み、互生する。夏、白または淡紫色の花を開き、実は丸く橙黄色。全草が有毒。...
われら【我等】
日本の総合雑誌。大正7年(1918)の白虹事件により朝日新聞を退社した長谷川如是閑、大山郁夫らが中心となり、大正8年(1919)に創刊。進歩的思想に基づいて社会批評を展開した。昭和5年(1930...
わろ・し【悪し】
[形ク]《他より劣っている、普通以下である、の意で、一定の水準以下であるさまを表す》 1 程度が低い。質が悪い。よくない。「いと—・かりしかども、…この花を折りてまうで来たるなり」〈竹取〉 2 ...
わん‐しゃ【腕車】
人力車の異称。「綱ッ引きの—を塩尻の旧宅に急がせた」〈木下尚江・良人の自白〉
わん‐だね【椀種】
吸い物の、主となる実。白身魚・鳥肉・豆腐・ゆばなど。
わん‐ぱく【腕白】
[名・形動]《「かんぱく(関白)」の音変化か。「腕白」は当て字》子供、特に男の子が言うことをきかず、暴れまわったり、いたずらをしたりすること。また、そういう子供や、そのさま。「—な子」「—盛り」...