くるまゆり【車百合】
日本の俳誌。明治31年(1898)、青木月斗が主宰して創刊。明治35年(1902)廃刊。
くろ‐ゆり【黒百合】
ユリ科の多年草。本州中部以北の高山に生え、茎は直立し高さ20〜30センチ。葉は4、5枚が数段に輪生する。夏、茎の先に暗紫色の花を一つ下向きに開く。《季 夏》「—の曇りを蔵す日なりけり/みどり女」
こ‐おにゆり【小鬼百合】
オニユリの一品種。小形のもの。《季 夏》
さく‐ゆり【佐久百合】
ユリ科の多年草。高さ約1メートル。夏、茎の先に、4〜7個の香りの強い白色の花をつける。八丈島・青ヶ島に分布。
ささ‐ゆり【笹百合】
ユリ科の多年草。本州中部地方以西に自生。初夏、桃色や白色の花をつける。園芸品種が多く作られている。さゆり。《季 夏》
さ‐ゆり【小百合】
ユリの美称。《季 夏》
さ‐ゆる【小百合】
「さゆり」の上代東国方言。「筑波嶺(つくばね)の—の花の夜床(ゆとこ)にもかなしけ妹そ昼もかなしけ」〈万・四三六九〉
しらたま‐ゆり【白玉百合】
カノコユリの変種で、花が純白色のもの。おきなゆり。
しら‐ゆり【白百合】
花の白いユリ。白いユリの花。《季 夏》
すかし‐ゆり【透百合】
ユリ科の多年草。日本特産で、中部地方北部の海岸に自生。高さ約30センチ。葉は細長い。初夏、黄赤色の花を2、3個上向きにつける。古くから観賞用に栽培される。名は、花びらの付け根が細まっていてすきま...