ご‐ていねい【御丁寧】
1 「丁寧」の尊敬語。 2 必要以上に念入りであったり礼儀正しかったりするさまを、皮肉っていう語。「—なことに何重にも封がしてあった」
ご‐りっぱ【御立派】
[名・形動]他人のすぐれた点などをほめていう語。多く、皮肉の気持ちを込めて用いる。「—な意見ばかり並べる」
しかどう【至花道】
能楽論書。世阿弥著。応永27年(1420)成立。二曲三体・皮肉骨などの問題を通じて、能の本質や構造を説いたもの。
しっかり【確り/聢り】
[副](スル) 1 物事の基礎や構成が堅固で安定しているさま。 ㋐かたく強いさま。「ロープを—(と)結ぶ」 ㋑確かでゆるがないさま。「土台の—(と)した建物」 2 考えや人柄などが堅実で信用でき...
シニカル【cynical】
[形動]皮肉な態度をとるさま。冷笑的。嘲笑(ちょうしょう)的。シニック。「—な表現」
しぶ‐くち【渋口】
皮肉。苦言。「—言ふも茶の湯者を聟(むこ)に持ちたる身の習ひ」〈浄・鑓の権三〉
しゃ‐ちく【社畜】
《会社に飼い慣らされている家畜の意》会社の言いなりになって、つらい仕事でも文句も言わず働いている会社員を、皮肉を込めてからかう語。 [補説]小説家の安土敏の造語という。
斜(しゃ)に構(かま)・える
1 剣道で、刀を斜めに構える。 2 身構える。改まった態度をする。「風上へ—・え、糸のように目を細くして立ち竦んでいる」〈里見弴・多情仏心〉 3 物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの態度で臨...
しろ‐もの【代物】
1 売買する品物。商品。 2 人や物を、価値を認めたり、あるいは卑しめたり皮肉ったりするなど、評価をまじえていう語。「めったにない—」「とんだ—をつかまされた」「あれで懲りないなんて、大した—だ...
じゅうやく‐しゅっきん【重役出勤】
《重役が出勤するような時間に来ることから》俗に、始業時刻より大幅に遅れて出勤すること。遅刻した人に対して、皮肉を込めてからかう語。