あたま‐の‐さら【頭の皿】
1 脳天の平たいところ。頭蓋(とうがい)。あたまのはち。 2 河童(かっぱ)の頭にあるという皿状のもの。ここの水がこぼれると力を失うといわれる。
あぶら‐ざら【油皿】
行灯(あんどん)などで、灯火用の油を入れる小さい皿。灯蓋(とうがい)。油坏(あぶらつき)。
いし‐ざら【石皿】
1 皿形の石器。安山岩などでつくり、長さ20〜40センチの円形・楕円形のものが多い。木の実や穀物などをすりつぶすのに使った。日本では縄文時代に多くみられる。 2 江戸時代、街道茶屋で煮しめを盛る...
いち‐ざら【位置皿】
西洋料理で、食卓での席を示すためにあらかじめ置いてある皿。プレースプレート。サービスプレート。
いろえていかえいじゅうにかげつわかかちょうずかくざら【色絵定家詠十二ヶ月和歌花鳥図角皿】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山作の12枚組の陶器の角皿。藤原定家が詠んだ12首の和歌にちなむ12種の花鳥が描かれている。絵は狩野探幽の手本に基づくもの。元禄15年(1702)の作。MOA美術館蔵。
うけ‐ざら【受(け)皿】
1 垂れるしずくなどを受ける皿。「コーヒー茶碗の—」 2 物事を引き受ける態勢。「市民の要望の—」
うめ‐ざら【梅皿】
梅の花の形をした、白色の皿。水彩画を描く際などに、絵の具を溶いたり調合したりするために用いる。
え‐ざら【絵皿】
1 大皿などに鑑賞用の絵を描いて装飾・調度としたもの。 2 日本画で、絵の具を水や膠(にかわ)とまぜるのに用いる皿。
かいぼう‐ざら【解剖皿】
解剖用の皿。一般にステンレスなどの金属製のバットが用いられる。
かく‐ざら【角皿】
四角な皿。