さか・し【盛し/栄し】
[形シク]盛んであるさま。盛りであるさま。「もる山のいちご—・しく成りにけり」〈著聞集・五〉
さかり【盛り】
1 物事の勢いが頂点に達していること。また、その時期。「暑さが—を過ぎる」「食べたい—の子供達」「みかんの—」 2 人の一生のうちで心身ともに最も充実した状態・時期。「人生の—を越す」 3 動物...
さかり‐うるし【盛り漆】
上質の生漆(きうるし)。漆の木から7月中旬から9月初旬ごろまでの間にとった漆液。
さかり‐どき【盛り時】
1 盛りの時期。 2 動物の発情期。交尾期。
さかり‐ば【盛り場】
いつも人がたくさん集まっている場所。繁華街。「—をうろつく」
さか・る【盛る】
[動ラ五(四)] 1 勢いが盛んになる。「火が—・る」「燃え—・る炎」 2 繁盛する。にぎわう。はやる。「大川の舟遊びも—・っていた」〈秋声・縮図〉 3 動物が発情する。交尾する。つるむ。「犬ガ...
さかん【盛ん】
[形動][文][ナリ]《「さかり」の音変化》 1 勢いがいいさま。「—な声援がとぶ」「—に燃える」「食欲が—だ」 2 人が最も元気な時期にあるさま。気力などが充実しているさま。「人生の—な時代」...
じょう【成/盛/静】
〈成〉⇒せい 〈盛〉⇒せい 〈静〉⇒せい
しょう‐じゃ【盛者】
⇒じょうしゃ(盛者)
じょう‐しゃ【盛者】
《「しょうじゃ」「しょうしゃ」とも》勢力の強いもの。勢いの盛んなもの。