目処(めど)を付(つ)・ける
見当をつける。見通しを立てる。「資金調達の—・ける」
め‐なが【目長/目永】
[名・形動ナリ]長い目で見ること。また、そのさま。「万事不調法者でござるに依って御—に遣はせられて下されい」〈虎寛狂・縄綯〉
め‐なし【目無し】
1 目がないこと。 2 見る目のないこと。「世間の—素より知らず」〈蘆花・黒潮〉
めなし‐おに【目無し鬼】
「目隠し鬼」に同じ。
めなし‐どち【目無しどち】
「目隠し鬼」に同じ。「—、軒の雀、遊ぶ童の、手さし指さして笑ふ」〈伽・福富長者〉
めなだ【目奈陀/赤目魚】
ボラ科の海水魚。全長約1メートル。体はボラによく似るが、口唇が赤く、目に脂瞼(しけん)とよぶ薄く軟らかい膜がない。ボラよりも北方海域に多い。北海道以南に分布。幼魚をアカメとよぶ。夏に美味。いせごい。
め‐なら・ぶ【目並ぶ】
[動バ下二]多くの人の目で見る。一説に、並べてよく見くらべる。「西の市にただひとり出でて—・べず買ひてし絹の商(あき)じこりかも」〈万・一二六四〉 [動バ四]語義未詳。親しくする、仲がよいな...
め‐な・れる【目慣れる/目馴れる】
[動ラ下一][文]めな・る[ラ下二] 1 いつも見ていて目に慣れる。見慣れる。「—・れた看板」 2 物事になれる。「かやうなる御心しらひは、常のことにて、—・れにたれば」〈源・宿木〉
目(め)に遭(あ)・う
直接に経験する。体験する。多く、好ましくないことにいう。目を見る。「つらい—・う」「今度ばかりはひどい—・ったよ」
目(め)に余(あま)・る
1 程度がひどくて黙って見ていられないほどである。「彼らの言動は—・る」 2 数が多くて一目で見渡せないほどである。「—・る大群」