さる‐もく【サル目】
⇒霊長類
さんかい‐め【三会目】
客が同じ遊女と会って三度目のこと。初会・裏に対していう。このとき客は祝儀を与える風習があり、客と遊女とのへだたりがとれ、以後「なじみ」と呼ばれる。
さんだん‐め【三段目】
1 浄瑠璃の3番目の段。五段からなる1曲を通じて最も重要な部分とされる。 2 《番付の三段目に書かれることから》相撲で、幕下の次位、序二段の上位。
さんまい‐め【三枚目】
1 歌舞伎の役柄で、道化方(どうけがた)のこと。看板や番付で3番目に名が書かれたところからいう。転じて、演劇・映画などでこっけいな役をする俳優。道化。ちゃり。→二枚目 2 《1から転じて》こっけ...
ざら‐め【粗目】
1 「粗目糖」の略。 2 「粗目雪」の略。 3 かき氷に無色の砂糖シロップをかけたもの。みぞれ。
しお‐の‐め【潮の目】
1 「潮境(しおざかい)1」に同じ。 2 目元を細めた愛嬌(あいきょう)のある目つき。「よい子ぢゃ、何も芸はないか。…これはこれは、—もなるは」〈続狂言記・子盗人〉
しお‐め【塩目】
1 塩の分量。塩加減。 2 人品。品格。「仲人が袷(あはせ)羽織も—よき」〈浄・薩摩歌〉
しお‐め【潮目】
1 速さの違う潮の流れがぶつかり合う場所で、海面上に細長く伸びた筋が見える所。その筋に沿って、藻、木片や泡などが集まり、さざ波がたつことがある。潮境によく見られ、好漁場となることが多い。潮の目。...
しき‐め【敷目】
1 「敷目板(しきめいた)」の略。 2 「敷目威(しきめおどし)」の略。「—に巻きたる赤糸威(あかいとをどし)の究竟(くっきゃう)の鎧(よろひ)を取り出だし」〈義経記・八〉
しき‐もく【式目】
《「式」は法式、「目」は条目の意》 1 中世、法規を箇条書きにしたもの。貞永(じょうえい)式目(御成敗式目)・建武式目など。式条。 2 連歌・俳諧を詠むときに守るべき規則。また、それを記した書。...