どっぽ‐やす【独歩安】
為替相場で、単独の通貨のレートだけが下がること。また、株式相場全体が堅調なときに、単独の銘柄だけが値下がりすること。⇔独歩高。
ドバイ‐ショック【Dubai shock】
2009年11月にドバイ政府が、政府系企業の債権者に債務返済繰延べを求めたことに端を発する金融不安。ドバイ債務問題。 [補説]資金繰りが悪化した政府系持ち株会社ドバイワールドは約590億ドルの債...
ドル‐インデックス【Doller Index】
ユーロ・円・ポンド・スイスフランなど複数の主要国通貨に対する米ドルの相場を指数化したもの。個別の一通貨のみの為替レートよりも正確に国際経済におけるドルの価値を示すことができる。FRBやニューヨー...
ドルかい‐じけん【ドル買い事件】
昭和6年(1931)財閥系銀行などが金輸出再禁止を見越してドル為替を大量に買い入れ、円相場下落後、巨額の為替差益を得た事件。軍部・右翼による財閥攻撃をもたらし、ファッショ化を進める一因となった。
ドルきじくつうか‐たいせい【ドル基軸通貨体制】
米国のドルを基軸通貨とする国際通貨体制。第二次大戦後、ドルを唯一の金本位通貨とし、各国通貨の為替レートをドルとの間で固定するブレトンウッズ体制のもとで始まり、1973年に変動相場制へ移行した後も...
ドル‐だか【ドル高】
外国為替相場で、米国の通貨ドルの価値が相対的に高くなっていること。→ドル安
ドル‐ペッグ【dollar peg】
《「ドルペグ」とも》自国の為替レートを米国ドルと連動させること。米国に対する輸出比率の高い中東の産油国、経済基盤の弱い国が多く採用する。対ドル固定相場。ドルペッグ制。
ドル‐やす【ドル安】
外国為替相場で、米国の通貨ドルの価値が相対的に低くなっていること。→ドル高
ドルリンク‐つうか【ドルリンク通貨】
《dollar-linked currency》為替相場が米ドルと連動している通貨。
な‐うて【名うて】
名高いこと。ある方面で有名なこと。「—の剣客」「—の相場師」