うな‐がけ・る
[動ラ四]互いに相手の首に手をかけ親しみ合う意という。「—・りて今に至るまで鎮まり坐(ま)す」〈記・上〉 [補説]連用形の例しかなくて活用は不明。一説に上二段活用とも。
うなり‐ごえ【唸り声】
1 力を入れたり、苦しかったり、感心したりしたときなどに出す低い声。獣のほえる声についてもいう。うめき声。 2 低く長く続く音。機械や楽器などの音、虫の羽音などにいう。 3 謡曲・浪曲・浄瑠璃な...
うぬ【汝/己】
[代] 1 二人称の人代名詞。相手をののしっていう語。「おの」の音変化ともいう。きさま。てめえ。「—まで死なせてなるものか」〈鴎外・山椒大夫〉 2 反射代名詞。自分自身。「バカ、—がケンカをし...
うばい‐かえ・す【奪い返す】
[動サ五(四)]一度奪われたものを、ふたたび相手から奪う。「タイトルを—・す」
うむ
[感] 1 相手の言葉を肯定したり承諾したりする語。「—、それもよかろう」 2 思い出したり気がついたりしたときに発する語。「—、そうであったか」
有無(うむ)を言(い)わせず
相手の承知・不承知にかかわりなく。無理やり。「—引きずり出す」
うやうや‐し・い【恭しい】
[形][文]うやうや・し[シク]《「礼(うや)」を重ねて形容詞化した語》相手を敬って、礼儀正しく丁寧である。「神前で—・く頭を下げる」 [派生]うやうやしげ[形動]うやうやしさ[名]
うや‐ま・う【敬う】
[動ワ五(ハ四)]相手を尊んで、礼を尽くす。尊敬する。「師と—・う」 [可能]うやまえる [用法]うやまう・あがめる——「敬う」は、対象を高位のもの、上位のものとして礼を尽くす意で、「神仏を敬う...
うら‐ど・う【心問ふ/裏問ふ】
[動ハ四]相手の心の中をそれとなく探る。「よそながらこそ—・ひけれ」〈浄・烏帽子折〉
うら‐なげ【裏投げ】
柔道の技の一。相手の前横脇下(わきした)に半身になって入り込み、その腰を抱え上げると同時にのけぞるようにからだを倒しながら後ろへ大きく投げ倒す技。