1. あることとないこと。あるなし。「在庫の有無を問い合わせる」

  1. 承諾することと断ること。承知と不承知。「事ここに立ち至ればもはや有無はあるまい」

  1. 仏語。存在するものと存在しないもの。また、存在することと存在しないこと。

[動マ五(四)]

  1. 胎児や卵を母体から外に出す。出産する。分娩する。「卵を―・む」

  1. 物事を新たに生じる。新しく作り出す。「利が利を―・む」「名作を―・む」

  1. ある事態・判断を生じさせる。「疑惑を―・む」「いろいろなうわさを―・む」

[補説]出産に関する「産む」以外は、広く「生む」が用いられる。
[可能]うめる
[動マ下二]うめる」の文語形。

[動マ五(四)]

  1. 退屈する。嫌になる。飽きる。「―・むことなく励む」

  1. 疲れる。くたびれる。

    1. 「宵張りすれば明日は身体が―・んで働かるるものではない」〈露伴・いさなとり〉

[動マ五(四)]果実が熟 (じゅく) して、柔らかくなる。うれる。「柿の実が―・む」
[動マ五(四)]苧 (からむし) などの繊維を細く長くより合わせる。紡ぐ。
  • 「―・み始めてから織り終わるまで」〈康成雪国
[動マ五(四)]腫れ物や傷が、うみをもつ。化膿 (かのう) する。「傷口が―・んで痛む」

[感]

  1. 相手の言葉を肯定したり承諾したりする語。「うむ、それもよかろう」

  1. 思い出したり気がついたりしたときに発する語。「うむ、そうであったか」

出典:青空文庫