あだ【仇/寇】
《室町時代までは「あた」》 1 仕返しをしようと思う相手。敵。かたき。「親の—を討つ」 2 恨みに思って仕返しをすること。また、その恨み。「恩を—で返す」 3 害をなすもの。危害。「親切のつもり...
あだ‐がたき【仇敵】
《古くは「あたかたき」》憎い相手。きゅうてき。
あだ‐くらべ【徒比べ/徒競べ】
1 男女が互いに、相手を浮気だと言い合うこと。「—かたみにしける男女の」〈伊勢・五〇〉 2 はかなさを競い合うこと。「—とや月の夜の雨、花盛りの風」〈浮・男色大鑑・四〉
あっ・する【圧する】
[動サ変][文]あっ・す[サ変] 1 強い力を加えて物を押さえつける。「接合部分を—・して固定する」 2 力で相手を押さえつける。制圧する。圧倒する。「他を—・する軍事力」「彼の気迫に—・せられる」
あっ‐とう【圧倒】
[名](スル) 1 きわだってすぐれた力をもっていること。また、その力で相手を押さえつけること。「彼の語学力は他を—している」 2 力を見せつけて他を恐れさせること。「剣幕に—される」
アップ‐アンド‐アンダー【up and under】
ラグビーで、高くボールを蹴り上げて、受け止めようとする相手めがけて殺到し、ボールを取って攻撃するプレー。キックアンドラッシュ。
あつ【圧】
ものを押さえつける力。また、俗に、相手を威圧する力。圧力。「タンク内の—が高まる」「上司に—をかけられる」
あつ・い【熱い】
[形][文]あつ・し[ク] 1 温度が著しく高く感じられる。「—・いお茶」「からだ中が—・くなる」⇔冷たい。 2 感情が高まった状態である。 ㋐恋する相手に夢中になるさま。また、深く愛し合うさま...
圧力(あつりょく)を掛(か)・ける
1 圧力を加える。 2 自己の意に従わせようとして、権力・財力・武力などで相手を圧迫する。「無言の—・ける」
あて‐うま【当て馬】
1 牝馬(ひんば)に発情を促したり、発情の有無を調べたりするための牡馬(ぼば)。 2 相手の反応やようすを探るために、仮の者を表面に出してみること。また、その者。「—の候補を立てる」