まん‐ぱち【万八】
1 《万の中で真実なのはわずかに八つだけの意》うその多いこと。いつわり。千三つ。「いけ年を仕って何も—を極めるにや当りません」〈鏡花・註文帳〉 2 酒の異称。「私は常々酒を好き候ふ故、日用の—と...
みつ‐ご【密語】
[名](スル) 1 ひそかに話すこと。また、その話。ひそひそ話。「耳に附きて—せし事といえども、漏すことなく」〈中村訳・西国立志編〉 2 仏語。 ㋐仏が真実を裏に秘めて説いた言葉や教え。密言。 ...
み‐ぬ・く【見抜く】
[動カ五(四)]奥底まで見とおす。表に現れない真実・本質を知る。「本心を—・く」
みょう‐かん【冥感】
「冥応(みょうおう)」に同じ。「真実の—をきこしめすべく候」〈愚管抄・六〉
みょう‐げん【明眼】
仏語。物事の真実を明らかに見通せる心の眼。
む‐い【無為】
[名・形動] 1 何もしないでぶらぶらしていること。また、そのさま。「せっかくの休日を—に過ごす」「—な毎日」「—無策」 2 自然のままに任せて、手を加えないこと。作為のないこと。また、そのさま...
むふんべつ‐ち【無分別智】
仏語。相対的な主観・客観の分別を離れた真実の智慧。識別・弁別する分別智に対して、それを超えた絶対的な智慧をいう。
ムント‐テラピー【(ドイツ)Mund-Therapie】
医学で、患者との対話による治療。心理的ストレスを考慮して必ずしも真実を告げない場合もある。ムンテラ。
めいよきそん‐ざい【名誉毀損罪】
具体的なことがらを挙げて、相手の名誉を傷つける罪。挙げたことがらの真偽にかかわらず成立する。ただし、相手が死者・公務員・選挙などの候補者である場合、公共の利害に関する場合、挙げたことがらが真実で...
もう‐そう【妄想】
[名](スル)《古くは「もうぞう」とも》 1 根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。「—にふける」「愛されていないと—してひとりで苦しむ」 2 仏語。とらわれの心によって、真実でない...