こう‐り【公理】
1 一般に通用する道理。 2 数学で、論証がなくても自明の真理として承認され、他の命題の前提となる根本命題。 3 自明であると否とを問わず、ある理論の前提となる仮定。
コギト‐エルゴ‐スム【(ラテン)cogito, ergo sum】
「我思う、ゆえに我あり」と訳される。すべての仮構的権威を排したあとで、絶対に疑いえない確実な真理として、考える我という主体の存在を提起したもの。デカルトの言葉。
ころしのらくいん【殺しの烙印】
鈴木清順監督による映画の題名。昭和42年(1967)、成人向け映画として公開。殺し屋の男を主人公とするハードボイルド作品。出演、宍戸錠、小川万里子、真理アンヌほか。
ご【悟】
[常用漢字] [音]ゴ(呉)(漢) [訓]さとる 1 はっと思い当たる。真理に目覚める。さとる。さとり。「悟性・悟道/改悟・悔悟・開悟・覚悟・大悟・頓悟(とんご)」 2 理解がはやい。さとい。「...
ごきょう‐ろん【護教論】
1 自分の宗教や信仰を批判や攻撃から守り、その真実性を明確にしようとする理論。 2 キリスト教神学の一部門。異教徒からの非難・攻撃に対し、キリスト教の真理を弁護・弁証する論。弁証論。
ご‐げん【五眼】
仏語。真理を認識する能力を、眼になぞらえて5種に整理したもの。肉眼(にくげん)・天眼(てんげん)・慧眼(えげん)・法眼(ほうげん)・仏眼(ぶつげん)。
ご‐とく【悟得】
[名](スル)悟りを開いて真理を会得すること。「一新理を—するものあれば」〈村田文夫・西洋聞見録〉
ご‐どう【悟道】
仏語。仏道の真理を悟ること。悟りを開いて道理を会得すること。
ごんご‐どうだん【言語道断】
[名・形動] 1 仏語。奥深い真理は言葉で表現できないこと。 2 言葉で言い表せないほどひどいこと。とんでもないこと。また、そのさま。もってのほか。「人のものを盗むとは—だ」「—な(の)行い」 ...
さいしゅうびんにまにあえば【最終便に間に合えば】
林真理子の短編小説。昭和60年(1985)刊行。同年、「京都まで」とあわせ第94回直木賞受賞。