言語道断の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

言葉に表せないほどあまりにひどいこと。とんでもないこと。もってのほか。もと仏教の語で、奥深い仏教の真理や究極の境地は言葉では言い表せない意から。▽「言語」は言葉に出して表すこと。「道断」は言うことが断たれること。「道」は口で言うこと。また、「言語の道が断たれる」意ともいう。
出典
『維摩経ゆいまきょう』阿閦仏品あしゅくぶつぼん
用例
いや、このごろの季氏の専横は、まったく言語道断じゃ。<下村湖人・論語物語>
類語
言語道過ごんごどうか

言語道断の解説 - 学研 四字辞典熟語

ことばには言い表せないほど、程度がひどいこと。話にもならないほど間違っていて非常によくないこと。
注記
もともとは仏教のことばで、仏教の奥深い真理はことばでは言い表せないという意。転じて、現在では否定的な意味で用いられる。「言語」は、仏教では、ことばに出して表現すること。「道」は、方法のことで、「道断」は、方法が断たれること。「言語」を「げんご」と読み誤らない。
表記
「道断」を「同断」と書きちがえない。
出典
『維摩経ゆいまきょう』阿閦仏あしゅくぶつ
用例
我々の開化が機械的に変化を余儀なくされるためにただ上皮を滑って行き、また滑るまいと思って踏ん張るために神経衰弱になるとすれば、どうも日本人は気の毒と言わんか憐あわれと言わんか、まことに言語道断の窮状に陥ったものであります。〈夏目漱石・現代日本の開化〉

言語道断の解説 - 小学館 大辞泉

[名・形動]

  1. 仏語。奥深い真理は言葉で表現できないこと。

  1. 言葉で言い表せないほどひどいこと。とんでもないこと。また、そのさま。もってのほか。「人のものを盗むとは言語道断だ」「言語道断な(の)行い」

  1. 言葉で言いようもないほど、りっぱなこと。また、そのさま。

    1. 「時々刻々の法施祈念、―の事どもなり」〈平家・一〉

  1. 表現しがたいほど驚嘆した気持ちを表す語。感動詞的に用いられる。

    1. 「―、ご兄弟のご心中を感じ申して」〈謡・春栄〉

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