しんごん‐はっそ【真言八祖】
真言宗で崇拝される八人の祖師。大日如来以下の真言七祖に空海を加えた付法の八祖と、竜猛(りゅうみょう)以下の真言七祖に空海を加えた伝持の八祖とがある。
しんごん‐ひみつ【真言秘密】
真言密教の秘密の法門。真言陀羅尼(だらに)の秘密。
しんごん‐みっきょう【真言密教】
大日如来の秘密真実の教法。空海の開いた真言宗をさす。金剛乗。金剛乗教。→密教
しんごん‐みょうてん【真言妙典】
密教経典の尊称。
しんごん‐りっしゅう【真言律宗】
律宗の一派。真言宗の教義を旨とし、四分律・梵網戒(ぼんもうかい)を併せて修学する宗派。鎌倉時代、睿尊(えいぞん)を祖として興る。総本山は奈良市の西大寺。
しんごん‐りょうぶ【真言両部】
真言密教の両部(両界)曼荼羅で、理を表す胎蔵界と、智を表す金剛界。
ま‐ことと・う【真事問ふ/真言問ふ】
[動ハ四]物を言う。口をきく。「この御子(みこ)、八拳鬚(やつかひげ)胸のさきに至るまで—・はず」〈記・中〉