うき‐ね【浮き寝】
1 水鳥が水に浮いたまま寝ること。 2 人が船の中で寝ること。「波の上に—せし宵あど思(も)へか心悲しく夢(いめ)に見えつる」〈万・三六三九〉 3 心が落ち着かないで、安眠できず横になっているこ...
うさぎとかめ【兎と亀】
「イソップ物語」にみえる寓話(ぐうわ)の一。ウサギとカメが山のふもとまで競走をするが、足の速さに自信のあるウサギは途中で居眠りをしてしまい、着実に歩を進めたカメに敗れる。
うし‐みつ【丑三つ】
丑の刻を四つに分けた第3にあたる時。今の午前2時から2時半ごろ。一説に、午前3時から3時半ごろ。また転じて、真夜中。深夜。「草木も眠る—時」
うたた‐ね【転寝】
[名](スル)眠るつもりもないまま、うとうとと眠ること。仮寝。「テレビを見ながら—する」
うつ‐うつ
[副]半ば眠り、半ば目覚めているさま。夢うつつのさま。うとうと。うつらうつら。「また—となって来ると、このまま気が遠くなって死んでしまうのかも知れない」〈大仏・帰郷〉
うつ‐じょうたい【鬱状態】
気分が落ち込み、感情・意欲・思考などの精神活動が低下した状態。何事にも興味・関心を持てなくなり、不眠や過眠、食欲不振や過食、倦怠感(けんたいかん)などの身体症状があらわれる。悲観的な考えにとらわ...
うつつ‐ぜめ【現責め】
江戸時代に行われた、睡眠をとらせず、夢うつつの状態を続けさせて白状させた拷問。
うつ‐びょう【鬱病】
憂鬱な気分が毎日続き、興味や喜びが感じられなくなる精神疾患。気分障害の一つ。不眠や過眠、食欲不振や過食、頭痛、倦怠感(けんたいかん)などの身体症状を伴い、病状が進行すると、自分には価値がないと感...
うつ‐ぶせ【俯せ】
うつぶせること。また、その状態。うつむけ。うつぶし。「—になって眠る」「皿を—にして重ねる」
うつら‐うつら
[副](スル) 1 《「うつ(空)」に接尾語「ら」の付いた「うつら」を重ねた語》 ㋐疲労などのために浅い眠りにひきこまれるさま。「熱が高くて一日じゅう—としていた」「退屈な話を聞かされてつい—す...