ながら【乍ら】
[接助] 1 動詞・動詞型活用語の連用形に付く。二つの動作・状態が並行して行われる意を表す。「ラジオを聞き—勉強する」「左右を見—横断する」「いといたうなげき—出(い)で給ひぬ」〈落窪・三〉 2...
な‐のに
[接]《接続詞「それなのに」の「それ」が省略されたもの》前述の事柄に対し、あとの事柄がそれと矛盾する内容であることを示す。「彼は三時に来ると言った。—来なかった」
にこう‐たいりつ【二項対立】
《dichotomy》論理学で、二つの概念が矛盾または対立の関係にあること。また、概念をそのように二分すること。内側と外側、男と女、主体と客体、西洋と非西洋など。二分法。
にほんしほんしゅぎはったつしこうざ【日本資本主義発達史講座】
講座本としての経済学・歴史学書。全7巻。昭和7〜8年(1932〜33)刊。野呂栄太郎の企画・指導のもとに、大塚金之助・山田盛太郎・平野義太郎・服部之総・羽仁五郎・小林良正ら三十数名の執筆になる。...
にほんばん‐エフシーシー【日本版FCC】
民主党が平成21年(2009)に発表したマニフェストに設置を掲げた、通信・放送分野の独立行政委員会。総務省が所管する通信・放送行政のうち、放送免許の付与・更新や番組規制などを行う規制監督部門を独...
にまい‐じた【二枚舌】
矛盾したことをいうこと。うそをつくこと。「—を使う」
にりつ‐はいはん【二律背反】
哲学で、相互に矛盾する二つの命題(定立と反定立)が同等の妥当性をもって主張されること。アンチノミー。
ネゲントロピー【negentropy】
負のエントロピー(negative entropy )を表す造語。フランスの物理学者L=ブリュアンが考案。生命現象が、一見、エントロピー増大の法則(熱力学の第二法則)に逆らって、エントロピーが低...
はいちゅう‐げんり【排中原理】
論理学で、思考の原理の一。相互に矛盾する二命題のうちのいずれかに真理があり、第3のものはありえないことをいう。「AはAでも非Aでもないものではない」または「AはBでも非Bでもないものではない」と...
はいり‐ほう【背理法】
ある判断を否定し、それと矛盾をなす判断を真とすれば、それから不条理な結論が導き出されることを明らかにすることによって、原判断が真であることを示す証明法。帰謬(きびゅう)法。間接還元法。間接証明。...