だれ‐しらぬ【誰知らぬ】
[連語](打消しの語を伴って)だれも知らない。皆が知っている事柄を強調していうときに用いる。「—者とてない話」
ちいさなくにのつづきのはなし【小さな国のつづきの話】
佐藤さとるによる児童文学作品。不思議な小人と人間の交流を描く「コロボックル物語」シリーズの第5作。昭和58年(1983)刊。→だれも知らない小さな国
ちいさなひとのむかしのはなし【小さな人のむかしの話】
佐藤さとるによる連作短編小説。「コロボックル物語」シリーズの番外編として、「インポケット」誌に昭和61年(1986)7月号から昭和62年(1987)6月号まで連載。同年刊行。→だれも知らない小さな国
ちそく‐あんぶん【知足安分】
《足りることを知り、分に安んずること》満足することを知らないと、どんなに豊かであっても安らぐことがないということ。置かれている状況を自分に見合ったものとして不平不満を抱かないこと。安分知足。→知足
ちはやふる【千早振る】
落語。百人一首にある歌「千早振る神世(かみよ)も聞かず竜田川(たつたがわ)から紅(くれない)に水くくるとは」の意味を問われた隠居が、知らないとは言えず、でまかせの解釈を語り出す。
露(つゆ)知(し)ら◦ず
《「露」は副詞》まったく知らないで。全然知らずに。「資格をわれに求むる事は—◦ず」〈漱石・虞美人草〉
面(つら)の皮(かわ)が千枚張(せんまいば)り
きわめて厚かましく恥を知らないことのたとえ。
てき‐せつ【適切】
[名・形動]状況・目的などにぴったり当てはまること。その場や物事にふさわしいこと。また、そのさま。「—に判断する」「—な表現」 [派生]てきせつさ[名] [用法]適切・適当——「適切な(適当な)...
とぼ・ける【恍ける/惚ける】
[動カ下一][文]とぼ・く[カ下二] 1 聞かれたことに対して、わざと知らないふりをする。しらばくれる。「肝心の点になると—・ける」 2 どことなく間のぬけたこっけいな表情やしぐさをする。「—・...
どん‐よく【貪欲】
[名・形動]《古くは「とんよく」とも》非常に欲が深いこと。むさぼって飽くことを知らないこと。また、そのさま。「—に知識を吸収する」「—な男」 [派生]どんよくさ[名]