何(なに)食(く)わぬ顔(かお)
何も知らない、自分には関係ないという顔つき、またはそのように振る舞うようす。そしらぬ顔。「人を裏切りながら—でつき合う」
なに‐も【何も】
[副]あとに打消しの語を伴う。 1 全面的に否定する気持ちを表す。まったく。「—知らない」 2 取り立ててそう限定する必要もないという気持ちを表す。別段。「—今日でなくともいいのに」
何(なに)をか言(い)わんや
なにを言おうか、言うことがなにもない。あきれてなにも言えない。「こんな基礎知識すら知らないようでは—だ」
なんて
[副助]《副助詞「など」に格助詞「と」の付いた「などと」の音変化》名詞、名詞に準じる語、活用語の終止形に付く。 1 ある事物を例示して、それを軽んじたり、婉曲(えんきょく)に言ったりする意を表す...
西(にし)も東(ひがし)も分(わ)から◦ない
1 その土地の地理が全くわからない。西も東も知らない。「—◦ないまま旅をする」 2 物事を理解する力が全くない。また、どうしたらよいかわからない。西も東も知らない。「—◦ない子供」
ねこ‐かぶり【猫被り】
本性を隠して、おとなしそうなふりをすること。また、知っていて知らないふりをすること。また、そういう人。ねこっかぶり。
ねん‐ね
[名](スル)《「ね(寝)る」の「ね」を重ねた「ねね」の音変化》 1 寝ること、眠ることをいう幼児語。「坊やはよい子だ—しな」 2 赤ん坊。転じて、年齢のわりに幼稚で、世間を知らないこと。また、...
の‐づら【野面】
1 野のおもて。野原。「—を渡る風」 2 山から切り出したままで加工してない石の表面。また、その石。 3 恥を知らない、あつかましい顔。鉄面皮(てつめんぴ)。「此処等から一番—で遣(やっ)つけよ...
はなし【話】
1 言葉を交わすこと。会話。談話。また、声を出して言うこと。「—が尽きない」「こそこそ—」 2 筋をたてて述べること。また、その内容。「—のうまい人」「ためになる—」 3 話題。「—は変わります...
はんべえ【半兵衛】
《「知らぬ顔の半兵衛」の略》わざと知らないふりをすること。また、その人。「—をきめ込む」