そそく・れる
[動ラ下一][文]そそく・る[ラ下二] 1 機会をのがす。仕損じる。多く動詞の連用形に付いて用いる。…そびれる。「言い—・れる」「敷居高く、帰り—・れ」〈浮・禁短気・三〉 2 機会をのがしていら...
そん‐き【損気】
《「短気」に音を合わせて「損」に「気」を添えた語。「短気は損気」の形で用いられる》損をする気質。
たたみ‐ざわり【畳触り】
1 畳に触れた感じ。畳の感触。 2 畳への触れ方。立ち居振る舞いのこと。「座配万事がしっとりとしてざわつかず、—の格別なもので」〈浮・禁短気・六〉
たち‐わか・る【立ち別る】
[動ラ四]「立ち別れる」に同じ。「女男(にょなん)の両宗—・って各(おのおの)座に着かれて後(のち)」〈浮・禁短気・二〉 [動ラ下二]「たちわかれる」の文語形。
たまか
[形動][文][ナリ] 1 倹約でつましいさま。「新たに湯を沸かす手数と、薪の倹約とが出来るので、田舎の—な家ではよくやる事だ」〈左千夫・春の潮〉 2 細かい点にまで心を配って物事をするさま。誠...
ため‐ずく【為尽く】
何事もその人のためを思ってすること。また、その人のためにするように見せかけること。おためずく。「肝煎りの嚊(かか)が—いうて近所へ沙汰なしに」〈浮・禁短気・三〉
たん【短】
[音]タン(呉)(漢) [訓]みじかい [学習漢字]3年 〈タン〉 1 長さや時間の幅が小さい。「短歌・短期・短剣・短縮・短小・短波・短文・短命/最短・長短」 2 足りない。劣っている。「短見...
短気(たんき)は損気(そんき)
短気を起こすと、結局は自分の損になる。「損気」は「短気」に語呂を合わせたもの。短気をいましめた言葉。
短気(たんき)は未練(みれん)の元(もと)
短気を起こすと後悔することが多く、未練が生じるようになる。
たん‐りょ【短慮】
[名・形動] 1 考えがあさはかなこと。思慮の足りないこと。また、そのさま。「—な行動をつつしむ」 2 気の短いこと。また、そのさま。短気。せっかち。「—を起こす」「—性急な人」