おし‐ずし【押し鮨】
押し枠の中に鮨飯を詰め、その上に具をのせて押してつくる鮨。何段にも重ねたもの、1日〜数日寝かせたものもある。熟(な)れ鮨のように枠を使わず、重石(おもし)などで圧力をかけるものを含めていうことも...
おし‐た・つ【押し立つ】
[動タ四] 1 どっしりと立つ。「不動、火炎の前に—・ち」〈沙石集・二〉 2 相手の気持ちを考えずに、無理押しする。我(が)を張る。「今の人の親などは、—・ちて言ふやう」〈堤・はいずみ〉
[...
おし‐まわし【押(し)回し】
1 物事をあれこれ処理すること。また、顔がきくこと。「—が利く」 2 和船で、舷側上部の垣立(かきたつ)を艫(とも)やぐらの末端まで連続して作る構造のもの。 3 江戸時代、千石積み以上の運送船。
おしゃ・る
《「おおせある」または「おおせらる」の音変化という》 [動ラ四]「おっしゃる」に同じ。「—・るごとくに、かようのめでたい事の出でくるも」〈虎清狂・薬水〉
[動ラ下二]
に同じ。「うってすてう...
お‐じめ【緒締め】
袋・巾着(きんちゃく)などの口にまわした緒を束ねて締めるための具。多くは球形で、玉・石・角・練り物などで作る。緒止め。
お・す【押す】
[動サ五(四)] 1 動かそうとして上や横から力を加える。 ㋐向こうへ動かそうとして力を加える。「荷車を—・す」「—・しても引いても動かない」 ㋑櫓(ろ)を使って舟を進める。「櫓を—・す」 2 ...
オスタンキノ‐きゅうでん【オスタンキノ宮殿】
《Usad'ba Ostankino/Усадьба Останкино》ロシア連邦の首都モスクワの北郊にある宮殿。18世紀末、シュレメチェフ伯爵により建造。200人もの観客を収容する劇場をもつ...
おそい【襲】
1 上着。女房などが、袿(うちき)・打ち衣(ぎぬ)の上に着たもの。「御—はいづれをか奉らむ」〈宇津保・内侍督〉 2 上を覆うもの。覆い。「車の簾、かたはらなどに挿し余りて、—、棟などに」〈枕・九...
おそ・う【襲う】
[動ワ五(ハ四)] 1 不意に攻めかかる。不意に危害を加える。襲撃する。「敵を—・う」「寝込みを—・う」「暴漢に—・われる」 2 不意にやって来る。急におしかける。「新婚家庭を—・う」「清い香り...
おたる【小樽】
北海道西部の市。石狩湾に面し、石狩炭田の石炭積み出し港、のちに貿易港として繁栄した。現在は商工業が盛ん。人口13.2万(2010)。 [補説]近世は小樽内といい、アイヌ語「オタ‐オル‐ナイ」(砂...