カクルック‐どうくつ【カクルック洞窟】
《Kaklık Mağarası》トルコ南西部の都市デニズリの東約30キロメートルにある鍾乳洞。2000年に発見。洞窟の中には近郊のパムッカレと同じような石灰華の段丘が見られる。
かぐら【神楽】
《「かみくら(神座)」の音変化》 1 神をまつるために奏する舞楽。宮中の神事芸能で、先行の琴歌神宴(きんかしんえん)などに、石清水八幡(いわしみずはちまん)などの民間の神遊びを取り込み、平安時代...
かけ‐あ・う【掛(け)合う/懸(け)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに掛ける。「声を—・う」 2 要求について先方と話しあう。交渉する。談判する。「家賃について大家と—・う」 3 匹敵する。照応する。「猫の一年は人間の十年に—・う」〈...
かけ‐おち【駆(け)落ち/駈け落ち/欠(け)落ち】
[名](スル) 1 結婚を許されない相愛の男女がひそかによその土地に逃れること。「親に結婚を反対されて—する」 2 ひそかに逃げること。逐電。出奔。「あとに残った人は自分の—の為に助かるに違いな...
かけおち‐もの【駆(け)落ち者】
かけおちした人。「—になるより外に仕方がない」〈漱石・明暗〉
かけはし‐がわ【梯川】
石川県南西部を流れる川。小松市南部の山地に源を発する大杉谷川と郷谷(ごうたに)川が合流してできた川。さらに、いくつかの支流を合わせ小松市安宅(あたか)で日本海に注ぐ。長さ42キロ。下流域は水田地...
かけ‐へだた・る【懸(け)隔たる】
[動ラ五(四)] 1 遠く離れる。「父は常に我々とは—・った奥の二間を専領していた」〈漱石・行人〉 2 両者の間に大きな違いがある。かけはなれる。「現実と理想とはあまりにも—・っている」 3 (...
かげろ・う
[動ワ五(ハ四)]《名詞「かげろう(陽炎)」の動詞化》 1 姿などがちらちらする。ちらっと見える。「敵意の外に、まだ認めなければならない或物が其所に—・った」〈漱石・明暗〉 2 光がほのめく。ひ...
かげろう【陽炎】
春の天気のよい穏やかな日に、地面から炎のような揺らめきが立ちのぼる現象。強い日射で地面が熱せられて不規則な上昇気流を生じ、密度の異なる空気が入りまじるため、通過する光が不規則に屈折して起こる。か...
か‐げん【寡言】
[名・形動]口数が少ないこと。また、そのさま。無口。寡黙。⇔多言。「—な彼女の頰は常に蒼かった」〈漱石・行人〉