ご‐ばん【碁盤】
囲碁に使う方形の盤。盤面に、縦横各19本の線を直交して引き、361の目を設ける。
ごばん‐ごうし【碁盤格子】
⇒碁盤縞
ごばん‐じま【碁盤縞】
碁盤の目のような正方形の縞模様。また、その模様の織物。碁盤格子。
ごばんたいへいき【碁盤太平記】
浄瑠璃。時代物。二段。近松門左衛門作。宝永7年(1710)大坂竹本座初演。赤穂義士のあだ討ちを脚色したもの。
ごばんただのぶ【碁盤忠信】
浄瑠璃・歌舞伎の一系統で、源義経の忠臣佐藤忠信が碁盤を持って戦ったという伝説を脚色したもの。金平(きんぴら)浄瑠璃「碁盤忠信」が最初。
ごばん‐にんぎょう【碁盤人形】
碁盤の上に小型の操り人形をのせて舞わせる座敷芸。また、その人形。
ごばん‐の‐め【碁盤の目】
1 碁盤上の、縦横に引かれた各19本の線の交差したところ。361ある。 2 (比喩的に)縦横の線が平行に規則正しく引かれているように見えること。また、そのさま。「—のように区切られた通り」
ごばん‐のり【碁盤乗り】
1 サーカスなどで、象やライオンなどが4足をそろえて碁盤の上に乗る芸。 2 馬術で、馬に乗ったまま馬を碁盤の上に4足をそろえて立たせる技。
ごばん‐わり【碁盤割(り)】
市街または紙面などを、碁盤の目のように縦横に直角に交わる線で規則正しく区画すること。