ほう‐けい【宝髻】
1 仏像で、菩薩(ぼさつ)が頭上に結んでいるもとどり。 2 奈良時代、律令制で五位以上の女子が礼服のときに頭上に結んだ理髪の様式。また、髪の髻(もとどり)に挿す金銀珠玉の髪飾りもいう。
ほう‐こ【布袴】
1 布製の括(くく)り袴(ばかま)。裾口の括り緒から指貫(さしぬき)の袴ともいう。 2 束帯の表袴(うえのはかま)・大口袴の代わりに指貫・下袴を用いた服装。束帯に次ぐ礼装で、朝儀以外の内々の式な...
ほう‐さい【報賽/報祭】
祈願が成就したお礼に神仏に参拝すること。お礼参り。
ほう‐しき【法式】
儀式・礼儀などのきまり。作法。「—にかなった茶会」
ほう‐しゃ【報謝】
[名](スル) 1 恩に報い、徳に感謝すること。物を贈るなどして報いること。「恵みの大地に—する」「—の念を表す」 2 神仏の恩に感謝し報いること。報恩のために金品を寄進したり、善行を積んだりす...
ほう‐しゃ【奉謝】
お礼を申しあげること。
ほうしょう‐ひ【報償費】
1 地方公共団体などの会計処理で使用される勘定科目の一つ。報償金・謝礼金・褒賞金・報奨金・賞賜金・買上金・賞金、および記念品等の物品購入代金の支払いなどを計上するために使用される。 2 内閣官房...
ほうねん‐いん【法然院】
京都市左京区にある単立宗教法人の寺。もと浄土宗捨世派本山。山号は、善気山。正式には本山獅子谷法然院。法然が弟子住蓮・安楽とともに六時礼讃を修した所で、その後荒廃していたが、延宝8年(1680)知...
ほうほん‐はんし【報本反始】
《「礼記」郊特牲の「本に報い、始めに反(かえ)る」から》自然や祖先の恩恵に報いるという道徳観を示す語。日本では幕末より第二次大戦まで、祖先信仰と国家神道推進のため政府により盛んに鼓吹された。
ほうもん‐ぎ【訪問着】
女性の略式礼装用の和服。絵羽模様の長着で、社交・訪問などに用いる。