さい‐こく【西国】
《「さいごく」とも》 1 西の方の国。 ㋐近畿から西の地方。中国・四国・九州地方。 ㋑特に、九州地方。 2 日本の西にある国。 ㋐西洋。ヨーロッパ諸国のこと。「—立志編」 ㋑インド。天竺(てんじ...
さいこく‐さんじゅうさんしょ【西国三十三所】
近畿地方33か所の観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)を安置した霊場。信者は、ご詠歌を歌い巡礼する。室町時代から民間人の参拝が増え、江戸時代に盛んとなり、札所の順序などが一定してきた。西国三十三観音。...
さいこく‐じゅんれい【西国巡礼】
西国三十三所の観音霊場を巡礼すること。また、その人。西国めぐり。
さいご‐の‐しんぱん【最後の審判】
キリスト教の教義上の、世界の終末における人類の罪に対する神の審判。キリストが再臨して死者も生者も裁かれ、天国と地獄とに所属が分けられる。絵画ではミケランジェロのシスティナ礼拝堂壁画が名高い。公審...
さいごのしんぱん【最後の審判】
メムリンクの絵画。板に油彩。三連の祭壇画であり、縦222センチ、横320センチ。中央に甲冑を身に付けた大天使ミカエルを配した審判の場面、左翼に天国、右翼に地獄の場面を描く。元はフィレンツェ近郊...
さい・する【賽する】
[動サ変][文]さい・す[サ変]神仏にお礼参りをする。また、賽銭をあげて、神仏を礼拝する。「宇佐八幡宮に—・して」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
さい‐せん【賽銭】
《「賽」は神恩に報いる祭儀の意》祈願成就のお礼として神仏に奉る金銭。また、社寺にもうでる際に奉納する金銭。古くは金銭ではなく幣帛(へいはく)・米などを供えた。
さいせんれい‐は【再洗礼派】
宗教改革時代、ドイツ・スイス・モラビアなどで起こった急進的プロテスタントの一派。幼児洗礼を認めず、自覚的信仰に基づく成人の洗礼を唯一の洗礼と主張した。その極端な教理により各地で迫害・弾圧された。...
さい‐はい【再拝】
[名](スル) 1 二度繰り返して礼拝すること。「—して頼み込む」 2 手紙の終わりに相手に敬意を表して用いる語。「頓首(とんしゅ)—」
さい‐もつ【賽物】
《「賽」は神仏の恩に報いる意》神仏に祈祷(きとう)、または礼参りの際に供える物。供物。