出典:gooニュース
「全世代が活躍できる社会保障への転換」石破首相が指示…全世代型社会保障構築本部の会合が政権発足後初開催
一方で「現役世代の負担を減らす」として少子高齢化が進む中、社会保障の維持のために、現役世代の社会保険料の負担を減らすことも重要だと「全世代型の社会保障」の重要性を強調した。
首相、社会保障改革を指示 政府本部、石破政権で初開催
政府は8日、石破茂首相がトップを務める「全世代型社会保障構築本部」の会合を官邸で開いた。石破政権になって初の開催。首相は年末の予算編成に向け、社会保障の歳出改革の具体策を検討するよう関係閣僚に指示した。「人口減少時代に合った、全世代が活躍できる社会保障への転換に向けて検討を深めてほしい」と述べた。有識者会議で近く議論を始める。
「人口減少時代に合った社会保障へ転換を」
石破茂首相は8日、政府の「全世代型社会保障構築本部」に出席し「人口減少時代に合った、全世代が活躍できる社会保障への転換に向けて検討を深めてほしい」と関係閣僚に指示した。
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しゃかいほしょうきゅうふ【社会保障給付】
失業・労働災害・医療・介護・老齢などを対象として社会保険や公的扶助、社会福祉事業などにより行われる給付。保険料や国・地方自治体などの公費でまかなわれ、生活保護のように全額公費負担のものもある。
しゃかいほしょうこくみんかいぎ【社会保障国民会議】
1 社会保障のあり方を議論した会議。福田康夫内閣の閣議決定により平成20年(2008)1月に設置。民間の有識者委員で構成され、首相・厚労相なども参加。本会議の下に「年金・雇用」「医療・介護・福祉」「少子化・ワークライフバランス」を扱う三つの分科会を設置。同年11月の本会議で最終報告を取りまとめた。 2 ⇒社会保障制度改革国民会議
しゃかいほしょうしんぎかい【社会保障審議会】
厚生労働省に設置された審議会の一。厚生労働相の諮問機関で、社会保障制度全般に関する基本事項や、各種の社会保障制度のあり方について審議・調査し、意見を答申する。 [補説]平成13年(2001)の中央省庁再編に伴い社会保障関連の八つの審議会(人口問題審議会・厚生統計協議会・医療審議会・中央社会福祉審議会・身体障害者福祉審議会・中央児童福祉審議会・医療保険福祉審議会・年金審議会)を統合改組し設置された。統計・医療・福祉文化・介護給付費・医療保険保険料率などの分科会が置かれている。