こくせき‐じ【黒石寺】
岩手県奥州市水沢区黒石町にある天台宗の寺。山号は妙見山。天平元年(729)行基の開創と伝える。江戸時代は仙台藩主伊達氏の祈願所。くろいしでら。
こもり【籠もり/隠り】
1 中に入って出ないこと。隠れて現れないこと。また、その状態。「冬—」「巣—」 2 社寺に祈願のため参籠(さんろう)すること。おこもり。
こもり‐どう【籠もり堂】
修行者や信者などがこもって祈願、修行する堂。
こやす‐がみ【子安神】
子授け・安産・育児などの祈願の対象となる神。鬼子母神(きしもじん)・観音・地蔵や木花開耶姫(このはなのさくやびめ)など。
こやす‐こう【子安講】
安産祈願のために、婦人が集まって子安神を祭る信心講。
こり【垢離】
《「かわお(川降)り」の音変化か。「垢離」は当て字》神仏への祈願や祭りなどの際、冷水を浴び身を清めること。水垢離。→禊(みそぎ)
こんごう‐じ【金剛寺】
大阪府河内長野市天野町にある真言宗の寺。山号は天野山。天平年間(729〜749)行基の開山と伝える。承安元年(1171)から阿観によって再興。後白河法皇の妹八条女院の祈願所となって以来、女人高...
ご‐がん【御願】
1 阿弥陀仏の衆生救済の誓願。 2 貴人の祈願・立願を敬意をこめていう語。御祈願。御立願(ごりゅうがん)。「—ありて加茂に詣で給ひけるを」〈宇津保・俊蔭〉 3 「御願寺」の略。
ご‐さいえ【御斎会】
1 正月8日から7日間、大極殿(だいごくでん)(のちに清涼殿)に高僧を集め、金光明最勝王経を講義させ、国家の安泰と五穀の豊作を祈願した法会。結願(けちがん)の日には、御前で内論議(うちろんぎ)が...
ごじ‐いん【護持院】
東京都千代田区神田錦町にあった真言宗の寺。元禄元年(1688)徳川綱吉が湯島の知足院を移したのに始まる。開山は隆光。幕府の祈願所となったが、享保2年(1717)焼失。寺名を音羽の護国寺本坊に移し...