いけい‐しつ【異形質】
生物の細胞で、原形質の一部が変化して特別な機能や形態をもつようになったもの。鞭毛(べんもう)・繊毛や神経原線維など。
いっさんかたんそ‐ちゅうどく【一酸化炭素中毒】
一酸化炭素(CO)を吸ったために起こる中毒。血液中のヘモグロビンと結合するため、酸素運搬能力が低下し、低酸素状態に敏感な脳や神経に障害が生じ、死に至ることもある。CO中毒。
いでんせい‐けっかんせいふしゅ【遺伝性血管性浮腫】
遺伝子の変異により、ブラジキニンが局所的に過剰に産生され、皮膚や粘膜に浮腫ができる疾患。遺伝性血管神経性浮腫。HAE(hereditary angioedema)。→血管性浮腫
いひろう‐せい【易疲労性】
疲れやすい状態・症状。激しい運動などをしていないのに、だるくなったり眠くなったりする。精神疾患や神経疾患の症状として表れる場合がある。
いら‐いら【苛苛】
[副](スル) 1 思いどおりにならなかったり不快なことがあったりして、神経が高ぶるさま。いらだたしいさま。「連絡がとれず、—する」 2 陽光などが強く照りつけるさま。じりじり。「—と畳のはし...
いら‐だ・てる【苛立てる】
[動タ下一][文]いらだ・つ[タ下二]気持ちをいらいらさせる。いらだたせる。「ささいなことに神経を—・てる」
インセンシティブ【insensitive】
[形動]鈍感なさま。無神経なさま。「—な発言」
インパルス【impulse】
《衝撃、衝動の意》 1 神経線維の中を伝わっていく活動電位。伝導速度は有髄神経か無髄神経かなどによって異なる。神経衝撃。 2 ごく短時間に回路に流れる大電流・電圧。落雷の際の電流など。衝撃電流。...
いんぶ‐しんけい【陰部神経】
脊髄神経から分岐した仙骨神経から起こる末梢(まっしょう)神経の一つ。肛門(こうもん)・会陰(えいん)部・外生殖器を支配する。
いんよう‐かく【淫羊藿】
中国産のホザキイカリソウ(穂咲錨草)の漢名。イカリソウをいうこともある。茎・葉を漢方で強精・健忘症・神経衰弱などに用いる。