けんしん‐ろん【見神論】
神と人間とが一体となれば、霊感によって神を見ることができるという説。綱島梁川(つなしまりょうせん)が、その著「病間録」で主張したもの。
しぜん‐しんろん【自然神論】
⇒理神論(りしんろん)
じんかくしん‐ろん【人格神論】
⇒有神論(ゆうしんろん)2
せいしん‐ろん【精神論】
⇒精神主義2
はんしん‐ろん【汎神論】
《pantheism》万物は神の現れであり、万物に神が宿っており、一切が神そのものであるとする宗教・哲学観。古くはウパニシャッドの思想、ストア学派の哲学、近代ではスピノザの哲学など。万有神論。パ...
べんしん‐ろん【弁神論】
《theodicy》世界における悪の存在が、世界の創造者である全能な神の善性と矛盾するものではないことを弁明しようとする神の弁護論。ライプニッツが初めて用いた語で、著書「弁神論」において体系的に...
むしん‐ろん【無神論】
1 神の存在を否定する立場。自然主義・唯物論・無神論的実存主義などがこれに属する。⇔有神論。 2 人格神論(有神論)に対して、汎神論・理神論などをいう。
ゆうしん‐ろん【有神論】
1 神の存在を肯定する立場。⇔無神論。 2 汎神論・理神論などに対し、世界の外部に存在し、世界を創造してこれを永遠に支配する人格的な唯一神を信じる立場。人格神論。
りしん‐ろん【理神論】
神を世界・天地の創造者とはするが、世界を支配する人格的超越存在とは認めず、従って奇跡・預言・啓示などを否定する立場。いったん創造された以上、世界はみずからの法則に従ってその働きを続けるとする。1...