かみ‐うた【神歌】
1 神をたたえ、神力の発揚を期してうたう歌。「—を歌ひ給ひければ、天照大神(あまてらすおほむかみ)是にめで給ひて」〈太平記・二五〉 2 平安後期の雑芸(ぞうげい)の一。本来、神楽歌の直系であるが...
かみおか‐こうざん【神岡鉱山】
岐阜県飛騨市、神通川上流の高原川の東岸にあった鉱山。天正年間(1573〜1592)から銀・銅を産出し、のち亜鉛・鉛を主とした。廃液から、神通川下流にイタイイタイ病が発生。平成13年(2001)採...
かみ‐おくり【神送り】
1 陰暦9月晦日(みそか)、または10月1日に、全国の神々が出雲大社へ旅立つこと。また、これを送る行事。この日は強い風が吹くといわれる。《季 冬》「しぐれずに空行く風や—/子規」⇔神迎え。 2 ...
かみ‐おろし【神降ろし】
[名](スル) 1 祭りの初めに、祭場に神霊を招き迎えること。→神上げ 2 神の託宣を聞くために、巫女(みこ)がわが身に神霊を乗り移らせること。 3 起請文(きしょうもん)の、祈願した神々の名を...
かみ‐かい【神回】
俗に、雑誌などの連載や、テレビの帯番組、連続ドラマ・アニメなどで、ふだんより特におもしろかった回。
かみ‐かえり【神帰り】
陰暦10月晦日(みそか)、または11月1日に、出雲大社に集まった神々が、それぞれの国に帰ること。また、その日。《季 冬》
かみかえり‐づき【神帰(り)月】
陰暦11月の異称。「神無月(かんなづき)(陰暦10月)に出雲(いずも)大社に集まった神々がもとの国に帰ってくる月」の意。神来月(かみきづき)。
かみ‐かくし【神隠し】
《「かみがくし」とも》 1 子供・娘などが、突然行方不明になること。山の神や天狗(てんぐ)などの仕業と信じられていた。「—にあう」 2 服喪中、神棚を白紙で隠すこと。
かみ‐かけて【神掛けて】
[連語]神に誓って。絶対に。決して。神以(しんもっ)て。「—うそは申しません」
かみ‐かぜ【神風】
1 神が吹き起こすという風。特に、元寇(げんこう)の際に吹いた激しい風。 2 第二次大戦末期、日本軍の特別攻撃隊に冠した名称。神風(しんぷう)特別攻撃隊。→特攻隊 3 《2から転じて》その行...