ふく‐し【福祉】
《「し」は「祉」の慣用音。》公的な配慮・サービスによって社会の成員が等しく受けることのできる充足や安心。幸福な生活環境を公的扶助よって作り出そうとすること。「公共—」「—事業」
ふくし‐こっか【福祉国家】
完全雇用と社会保障政策によって国民の福祉の増進を目標としている国家。
ふくし‐しきん【福祉資金】
低所得世帯や、障害を持つ人、療養・介護を要する高齢者が同居している世帯を対象に、自立した日常生活を送るために一時的に必要となる費用や、緊急に必要な小口資金を無利子または低利で貸し付ける制度。厚生...
ふくし‐しせつ【福祉施設】
⇒社会福祉施設
ふくし‐しゃかい【福祉社会】
人々が健やかで文化的な生活を保障された社会。また、その充実・増進を積極的に追求する社会。
ふくし‐しゃりょう【福祉車両】
障害者の乗り降り、運転に便利なように改良してある自動車。車いすに乗ったまま乗り降りできる、座席が回転し昇降する、手足の不自由な人のために運転補助装置があるなどの機能がある。
ふくししゃりょう‐わりびき【福祉車両割引】
自動車保険の契約に際し、高齢者や障害者のために改良され、所定の税制優遇措置の対象となって福祉車両と認められる場合に適用される保険料の割引。
ふくし‐しゅうろう【福祉就労】
障害者の就労形態の一つ。障害福祉サービス事業所などで就労することをいう。→一般就労
ふくし‐しょく【福祉職】
一般職の公務員の職種区分の一つ。障害者支援施設・児童福祉施設などに勤務し、入所者の指導・保育・介護等の業務に従事する職員が該当する。
ふくし‐じむしょ【福祉事務所】
社会福祉法に基づき、都道府県・市町村・特別区に設けられる社会福祉行政の現業機関。福祉六法に定める援護や育成または更生の措置のほか、広く社会福祉全般に関する事務を行う。